アッレグリ監督「メディアはバランスの取れた報道を心がけるべきである。若手の成長には忍耐と時間が…」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

今シーズン、ユベントスは対照的な報道スタイルを経験しています。

メディアは、勝利を収めたときはすぐにタイトル候補として名前を挙げますが、ユベントスが低迷して勝ち点を落としたときは痛烈に批判します。

サッスオーロ戦の敗戦後、マックス・アッレグリ監督は、好調なスタートを切ったことで過度な興奮が生じたため、冷静さを保つよう促しました。

イタリア人監督は現在メディアに対し、よりバランスの取れた報道を求めており、勝ち続けているユベントスをタイトル候補に指名するのは早すぎるが、挫折に遭遇した場合も同様に批判するのは早すぎると強調しています。

Football Italiaが引用したように、彼はこう語りました。

「サッスオーロに敗れた後、我々はインテルにとってのスクデットのライバルから、一気に失敗者に変わりました。我々を語る中で、もう少しバランスを取る必要があると考えます。」

「ここで隠れるつもりはありませんが、インテル、ミラン、ナポリはタイトルを獲得するために我々よりも優れたリソースを持っています。」

「ユベントスには経験が浅い選手も多いですが、成長できるプレーヤーばかりです。エラーを吸収し、そこから学ぶには忍耐と時間がかかります。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

監督という職業については、「勝てば官軍負ければ賊軍」であることは間違いないものの、長いシーズンを戦うチームについては、序盤の結果で一喜一憂させるような報道はナンセンスと言えるでしょう。

そして今節はインテルがサッスオーロに敗れて、第6節を終えた時点で「無敗チームがゼロ」という状況のセリエA。

スクデット争い、並びにチャンピオンズリーグ出場権獲得レースは熾烈を極めること間違いなく、ユベントスにおかれましても、茶番のようなオウンゴールひとつで揺れることなく、地に足を付けて戦い続けて頂きたいと存じます。いや、あんなん見せられたら揺れまくるけど。