ユベントス、エムレ・ジャンを1月の移籍市場で放出か!?
ユベントス、エムレ・ジャンを1月の移籍市場で放出か!?
サッリ新監督の下、十分な出場時間を与えられていないエムレ・ジャンに関して、ユベントスは冬に移籍させる方針を固めたようだ。
〜Calciomelcato.com〜
今シーズン、チャンピオンズリーグ登録メンバーから外れたエムレ・ジャン。しかし、国内リーグにおいても出場はわずかに‘’4試合‘’と、今シーズンのチームにおいて『期待されている』とは言い難い状態。この状況を鑑みると、冬の移籍市場においてトリノを去る事は、お互いにとってポジティブな決断に繋がるのかもしれません。
出場時間(試合数) | セリエA | CL |
ピャニッチ | 870分(11) | 357分(4) |
ケディラ | 615分(11) | 261分(4) |
マテュイディ | 788分(11) | 245分(3) |
ベンタンクール | 512分(9) | 153分(4) |
ラビオ | 331分(7) | 115分(2) |
エムレ・ジャン | 150(4) | 登録外 |
現在、4-3-1-2システムを多用するユベントスですが、その『3』のポジションを争うのはピャニッチ 、ケディラ、マテュディ、ラビオ、ベンタンクール、エムレ・ジャンの6選手。そして開幕前まで『スタメン固定化を好む』と言われた新監督のサッリでしたが、蓋を開いてみれば『新チームが落ち着くまでは、計算できる選手を優先する』と言った采配であり、シーズンが進むに連れてメンバー構成に関しても柔軟な姿勢を見せております。しかし、その状況下においてエムレ・ジャンの出場時間は余りにも短く、それはすなわち『選手への信頼度』にも直結しているのではないかとの、憶測に繋がってもおかしくありません。
そのドイツ代表ミッドフィルダーには、すでにマンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、PSGと言ったビッグクラブが興味を示していると言われ、冬の移籍市場で適当なオファーが届けば、その交渉はすぐにでもまとまる可能性もあるでしょう。
昨シーズンはアッレグリ監督に重宝され、勝利に大きく貢献する活躍を見せたエムレ・ジャンですが、今シーズンは『ユーティリティ性』を見せる事なくチームを去る事になるのか。引き続き選手の動向と共に、サッリの采配にも注目したいと思います。
まとめ
うーん、ひと言でいえは『もったいない』。そしてふた言でいえば『もったいない』と『ナス』。とにかくあの変態ユーティリティプレーヤーを使う隙がないのがもったいない。
ただ、確かにチャンピオンズリーグ登録メンバーから外れた時に怒りを打ちまけ、そしてサッリから信頼されているとは言い難いナスJではあるけれど、では『チャンピオンズリーグ決勝トーナメント登録メンバーから絶対に外れるか』と聞かれれば、その答えは『Yes』とは言い切れないと思ってる。
いまの働き振りを見れば、それこそラビ彦が外れる可能性だってあるし、昨日の記事でも伝えた通り、アバラル君が移籍するなら枠がひとつ空き、そこにセンターバックもこなせるナスJが滑りナスする事は十分に考えられる。
とにかくまだ11月。移籍市場が開く1月までは時間があるし、それまでに何が起こるか分からない。むしろ、イタリアの諺(ことわざ)にあるように『ナス降って地固まる』かもしれない。
そんな諺あるかいっ!
[meikan]