OBテベス「現在のユベントスの順位は当然の結果である。インテルとの差は…」



 

【編集長ミツひと言】

2013-14から2シーズンに渡りユベントスでプレーしたテベス。

当初は「デル・ピエーロの後の背番号10」という事で、一部のファンからは懐疑の目を向けられていた部分があったものの、それを己の力と献身的なプレーで払拭。

ユベントス在籍2シーズンでは、96試合の出場で実に50のゴールを決めており(アシストは19)、いまでもユベンティーニの中で語り継がれる存在となっています。

そのテベスが現在のユベントスに触れ、「ユベントスとインテルの間には差がある」と口にした訳ですが、これは決してユベントスをdisっているのではなく、「その中でユベントスの3位という順位は妥当である」と主張しているのであり、更に「周囲は勝つことに慣れ過ぎてしまった」と、ある種の警告を発しているのだと受け止めています。

 

 

そして編集長としてもテベスと全く同じ意見を持っており、フットボールの世界は良い時もあれば悪い時もある。それこそ1990年代から2000年代前半は毎年のように優勝チームが入れ替わっており、逆にそれにより白熱したシーズンを見ることが出来たのも事実。

その観点から言えば、ユベントスはここ4シーズンで勝てていませんが、それこそ来シーズン5年振りのスクデットを獲得したならば、その時は「スタメンの中にユッティの名前があって、その後のアップで怪我することなく試合開始の笛が鳴る瞬間にピッチに立っていた時以上の喜び」を感じるかもしれません。

テベスとしてもOBとして現状を嘆いているはずですので、ユベントスにおかれまして来シーズンに繋げるべく、今シーズンの残り10試合をしっかりと勝ち切って頂きたいと存じます。