ヴィオラで存在感を示すアルトゥール「ネガティブな状況が続く中で、心理学者との面談が私を助けてくれた」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

アルトゥール・メロは今シーズン、ユベントスからのレンタル移籍でフィオレンティーナで好調なパフォーマンスを見せています。

このミッドフィールダーはユベントス加入以来怪我に苦しみ、昨シーズンのリバプールへのレンタル期間中もほとんどコンディションが整っていませんでした。

リバプールは買い取りオプションを選択せず、アルトゥールは多くのクラブが興味を持たない選手としてユベントスに戻りました。

今シーズン、フィオレンティーナはこのブラジリアンにチャンスを与え、彼はこれまで素晴らしいパフォーマンスを見せています。

ヴィオラは移籍費用を捻出できるならば、シーズン終了時に彼の保有権を獲得したいと考えています。

アルトゥールは心理学者との面談が彼を好調に戻すのに役立ったと明かし、次のように述べています。

「パートナーが私に、体だけでなく心も大切にする必要があると言ってくれました。怪我やその他のことでいつも緊張感やネガティブな状態が続いていました。心理学者との面談は本当に私を助けてくれました。もし同じような状況をひとがいれば、助けを求めるべきだとアドバイスします。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

【編集長ミツひと言】

 

 

今シーズン、ユベントスからフィオレンティーナへレンタルで移籍したアルトゥールですが、現時点で公式戦の23試合に出場しており、紛れもなくチームの中心選手として存在感を放っております。

その活躍を受けてヴィオラが完全移籍での獲得を考えることは間違いありませんが、そこでネックになるのが高額な年俸。

現地からの報道ですと600万から650万ユーロ程度と伝えられており、フィオレンティーナにとっては余りにも大きな金額であることは間違いなし。例えユベントスが移籍金を減額したとしても、アルトゥールが年俸を下げなければ、この話が進まないことは明らかであります。

とは言え、フィオレンティーナとしては今シーズンを終えた時点でアルトゥールの価値を測ることになり、そして選手も年俸を下げてまで移籍するかを考えれば良いこと。

編集長としては「天辺が程よく北上して来たので、月ユベでも準主役くらいの存在になる可能性は秘めている」という思いはあるものの、まずはアルトゥールが活躍し続けることを期待したいと思います。