デ・シリオに続き、ダニーロとサンドロも離脱。サイドバックはどうなる!

デ・シリオに続き、ダニーロとサンドロも離脱。サイドバックはどうなる!

 

ユベントスはブレシア戦で途中交代したダニーロに関して、「左大腿二頭筋の軽い損傷が発見された為に、復帰は代表ウィーク明けに(10月19日のボローニャ戦)になるだろう」と発表。加えて、アレックス・サンドロが父親の逝去により急遽母国ブラジルに帰国する事になり、少なくとも週末のSPAL戦では本職サイドバック不在で戦う事が濃厚となりました。

 

今シーズン3名体制でスタートしたユベントスサイドバック陣ですが、第2節で負傷したデ・シリオに続きダニーロとアレックス・サンドロもチームを離れる事に。開幕前から「チーム唯一の泣き所」と揶揄されたポジションは、開幕から7試合目にして早くも大きなピンチを迎える事になりました。

サッリの頭の中にあるのは選手のコンバートか、それともスリーバックか…。

 

 

第2節のナポリ戦において、左太ももに違和感を感じた為に途中交代したデ・シリオに関して、当初『軽度』と発表されていましたが、″万全″に達するまでには至っていないのか、いまだ招集メンバーにも名を連ねておりません。恐らくインターナショナルウィーク明けのボローニャ戦が復帰のタイミングと見られているものの、昨シーズンも同様に怪我で戦線離脱をする時間が長かった選手であるだけに、メディカルスタッフの入れ替えが行われたチームにおいて、これまで以上の予防に力を注いで欲しいと願います。

怪我による欠場 召集外
2017-18 21試合
2018-19 7試合 3試合

「召集外」が怪我によるものかは調べられておりませんが、いずれにしても怪我による離脱が多い選手である事は間違いありません。(※上記は公式戦全試合が対象。)

 

 

前節のブレシア戦で途中交代を余儀なくされたダニーロは、交代後もベンチで観戦を続ける姿を目撃していたので楽観していた部分もありましたが、検査の結果『左大腿筋の損傷』と診断され、デ・シリオと同じく代表ウィーク明けまでの離脱が予定されています。ダニーロに関してはユベントスデビューとなったナポリ戦でも見せた通り、長い距離をスプリントするシーンも多く、シーズンを通じて筋肉系のトラブルに見舞われないかと心配な部分もあります。まだまだ慣れないイタリアのピッチにおいて、怪我が再発しないように気を付けて欲しい所です。

 

 

この2人にサンドロの欠場が加わり、純粋なサイドバックがゼロの状態でSPAL戦に臨むユベントスですが、今の時点では下記3選手に可能性があるのではないかと考えています。

 

クアドラード

クアドラードに関してはすでに昨シーズンから右サイドバックで出場した経験もあり、″良くも悪くも″サイドバックでのパフォーマンスは計算が出来る事からも、現時点ではクアドラードをコンバートするのが一番無難な選択と言えるでしょう。しかし、私個人としてはやはりクアドラードはウィングの選手だと考えており、この選手をサイドバックで起用するのであれば、それはチームが危機的状況に陥っているスクランブル体制にある、と言えます。

 

デミラル

加入当初からファンの間でも話が挙がっている『デミラルのサイドバック』については、実際にサッスオーロ(冬のマーケットで加入)の一員として過ごした昨シーズンにおいては、第29節のボローニャ戦で右サイドバックとして90分間プレーしたのみとなりますが、それ以前に所属したアランヤスポルでは2017-18シーズンに右サイドバックで2度、左サイドバックで1度出場が記録されております。プレースタイルを見ても決して『攻守に渡り適性がある』とまでは言えませんが、少なくとも守備のフェーズにおいてその役割は果たしてくれると期待でるでしょう。

 

 

エムレ・ジャン

昨シーズンからジャンのディフェンス起用を望む声は挙がっていましたが、センターバックが手薄なチームにおいても、アッレグリがジャンを試合開始時からディフェンスラインで起用する事はなく、唯一そのポジションを経験したと捉える事が出来るのは、変則システムを採用したアトレティコ戦の2ndレグのみ。しかし、リバプール時代まで遡れば、そのユーティリティ性をいかんなく発揮しており、少し古い情報にはなるものの、センターバックとサイドバックで出場した記録が見受けられ、決して『出来ないポジション』ではないと考えられます。 個人的には「サッリから信頼を勝ち得るきっかけ」とすべく、ジャンのサイドバック起用を望んでおります。

リバプール時代 サイドバック センターバック
2017-18 1試合
2016-17
2015-16 5試合
2014-15 4試合 25試合

※上記数字はTransfer Marktより。

 

 

まとめ

最も恐れていた事態に見舞われた訳で、早速「サイドバックを補強しなかったツケが回った」などと言った意見を目にしますが、そうは言ってもなっちゃったものは仕方がない。ドンキーは身内の不幸ですし、オジーロは年齢からくるものであるし、ユッティは平常運転な訳で、むしろスタメン固定化が進んでいたチームにおいて、この状態をどうやって山ちゃんが凌ぐかを楽しんじゃえばいいのではないかと。SPAL戦はどうなるかは全く分からないけど、もし右から「クアドラマン、ポヌッチ、フトシ、あばらる君」がディフェンスラインに並んだら、それこそ「何が起こるか分からない90分間の愉快な旅へ行ってらっしゃい!」ってジャングルクルーズのお兄さんが手を振って見送る感じになる訳で、編集長的には考えただけで濡れる寸前。万が一にもセンターバックのどちらかにアゴーニまで投入されたもんなら、開始前からビショ濡れ必至。

でも、クアドラマンは簡単に抜かれるだろうし、あばらる君は慣れない左サイドバックに入った事により、エリア内で相手ぶっ倒してPK献上したりするんだろうなー。そんなんたまんねーなーーー!

 

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