現地ジャーナリスト「現在のユベントスは4つの問題を抱えている。キエーザはアッレグリの構想から…」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

フロジノーネに3-2でスリリングな勝利を収めたにもかかわらず、ユベントスは最近の数週間に彼らを妨げているいくつかの問題に依然として悩まされています。

IlBianconeroのジャーナリストであるマルコ・アマートは、クラブが現在抱えている4つの主要な問題について明らかにします。

彼は最近、特に左サイドからゴールを漏らしているバックラインを取り上げました。

アレックス・サンドロ、ダニーロ、またはダニエレ・ルガーニの誰が入ったとしても、そのエリアでは不安定なシーンが続いています。

ビアンコネリのディフェンスはシーズン開始時に本物の要塞だったので、エラス・ヴェローナとフロジノーネを相手に、4つのゴールを許すことは確かに懸念すべき兆候です。

リストの次の問題は、フェデリコ・キエーザのフォームです。

イタリア人アタッカーは、戦術的な観点からマックス・アッレグリのプロジェクトに含まれているようには見えません。監督はキエーザにセカンドストライカーとしてプレーすることを望んでいますが、26歳の彼はしばしば左ウイングに流れてプレーしています。

アマートによれば、ユベントスを妨げている3番目の問題は、チーム全体の姿勢です。

ジャーナリストは、チームが常にゲームを主導するのではなく、わずかなリードを守るために後退することを強調しています。これは、日曜日にフロジノーネが試合をひっくり返したように、簡単に裏目に出る戦略です。

最後に、アマートはアレッグリと彼の戦術を第4の問題として強調しています。この56歳の監督は、しばしば同じフォーメーション、スタンス、人員を維持し、チームが少し変化が必要であることが明らかなときでも、変化を起こすことを好みません。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

【編集長ミツひと言】

試合終了間際に揉太郎が決めたモミモミゴールにより、勝ち点3を収めたユベントス。

劇的な幕切れにファンの多くは「勝っーた、勝った、ユーベが勝った、わーい!」と、アルプスの少女ハイジ張りに喜んでいますが、とは言え格下フロジノーネ相手に勝ち点を落とすところ寸前だったのは確かであり、そして試合内容についても決して褒められるものではありませんでした。

 

 

 

アマートさんもその辺のことを鑑みて『4つの問題点』を取り上げているに違いありませんが、編集長としては気になるのは3つめの『守備的』であること。

確かに鉄壁の守備はユベントスの持ち味であり、ともすればいまだに「ウノゼロ」が美学となっているものの、しかしそれは勝ってこそ褒められるものであり、これだけ失点が続くとファンから「違うだろ、違うだろ、このハゲー!」と厳しい声が出て届くことになります。

しかし、編集長はアルカラスがそれを打開すべく存在になるんじゃないかと考えておりまして、特にライン間で受けてすぐにゴールに向かう姿勢に好感を持っており、あのプレーを90分間続けたならば、ひとつやふたつ得点に繋がるのではないかと期待する部分があります。

あとはヒロシがどこでアルカラスに賭けるかですが、フロジノーネ戦でラビちゃんが足の指を脱臼したことで、もしかしたら次節ナポリ戦で初スタメンを飾る可能性あり。

「チャーリー」の愛称で呼ばれているカルカラスが、『お任せくさい、使ってくさい、安心してくさい』とヒロシにアピールしてピッチに立つことを期待しています。