【ヴラホビッチが心配だ!】2023-24シーズン第16節 vs ジェノア戦 マッチレビュー
ジェノア 1-1 ユベントス
今シーズンは試合内容がそれほど良くないながら、生意気にも2位をキープしているユベントス。
ここ数試合は先に試合が終わるユベントスが勝って「暫定首位」、その後に試合が行われるインテルも勝って「首位陥落」が続いていたので、ユベンティーニも『単独首位』の文字がチラついていたと思うのですが、そんなに甘くないのがカルチョの世界。
アウェイのルイジ・フェラリスに乗り込んだユベントスでしたが、キー坊のPKでジェノアに先制するも、その後に同点に追いつかれ、そのまま良いところなく1-1の引き分けで試合終了。
なんちゅーか本中華分かりませんが、今シーズンのこれまでの戦い振りを鑑みると、決して悪くはなかったものの、とは言え勝ち切るだけの力を持ち合わせている訳でもなく、客観的に見れば「妥当な結果」であり、主観的に見れば「それで勝つのがユベントス。引き分けという結果は違うだろ、違うだろ、このハゲーーー!」って気もします。
そんな中で編集長が気になるのは攻撃陣で、特にツートップ。
このカウンター中心のサッカーにおいて、前線の2枚が鍵となることは間違いないのですが、その中でキンタがフィットしていないと感じるのは編集長だけでしょうか。
とは言ってもキンタが一方的に悪いのではなく、お伝えしたいのは「単にこのサッカーが合わない」と言うこと。
これは以前からお伝えしている通り、キンタはフィニッシャーであり、中盤で楔になったり、ポストプレーで身体を張るのは得意ではない、それはすなわち「キンタマったくその役割は得意ではない」と言っても過言ではなく、やはり勝負すべきはエリア内か裏への抜け出し。
しかし今シーズンのユベントスは「速攻でドカーーーン!」であり、それこそポール・某グバがいれば中盤から鋭いパスが出たんでしょうが、そんなことを言ったところで後の祭りであり、祭りと言えば北島三郎。
現在のチーム状況においてキンタに多くを求めるのはヘイヘイホーなのかもしれません。
今日もぶっちゃけPK獲得となったキー坊へのパス以外は見せ場もなかったので、そろそろキンタのことを真面目に、それはすなわちキンタマじめに考えてもいいんじゃないかなー、と思います。まぁ、考えないけど。
守備陣
そんな試合展開において、ちょっちゅアンラッキーな部分があり1失点は喫しましたが、守備陣が引き続き安定感を見せているのはプラス要素。
もはやガッツさんが「自軍ゴールにタイガーショットを決めるヤンチャな奴」ってことを忘れさせるくらい安定しているのが引っ掛かりますが、とは言えベンチに控える揉太郎とサンちゃんを含めて、いまのユベントス守備陣に不安はなし。
そう考えると、昨シーズンまではポヌッチが我々にジェットコースターロマンスを与えてくれていたのかもしれません。
やはりポヌッチが偉大な坊主だったことが分かります。
まとめ
この試合は珍しくユベントスがポゼッション率で上回りましたが(57%対43%)、試合内容を鑑みればどっちに転んでもおかしくなかったですし、そもそもポゼッション率が高い時点で「ユベントスらしくなかった」と言えるのかもしれず。
まぁ、恋もサッカーも「背伸びしたらダメよーダメダメ」ってことなんだと思います。
とりあえずは2023年の残り2試合、自分たちらしさを忘れずに、クソ塩試合で締めて頂きたいと存じます。
ってことで、たぶん次は勝つ!
Forza Juve!