【ミレッティが見せた!】2023-24シーズン第11節 vs フィオレンティーナ戦 マッチレビュー
フィオレンティーナ 0-1 ユベントス
▶選手の愛称説明→(選手名鑑)
トリノ、ミラン、エラス・ヴェローナを破り、生意気にも4連勝を目指してアルテミオ・フランキに乗り込んだユベントス。
イタリアーノ体制3年目を迎え、今シーズンは土台が固まって来ているフィオレンティーナ相手に苦戦が予想されましたが、前半10分に挙げたタカシのゴールを文字通り守り切り、1対0の勝利。
終わってみればポールポゼッションは30%対70%、シュート数は4対25と、もはやビッグクラブではなくビックリクラブであることをユベントスは証明した訳ですが、守備一辺倒の試合展開ながらもウノゼロで勝ち点3を手にしました!
攻撃
ポゼッション率が30%なんで「なんも言えねぇ(by Koske Kitajima)」って感じですが、まさに蜂の一刺しでゴールを仕留めたタカシを褒めるべきでしょう。
昨シーズン、幾度とあったチャンスを決めることができずに「一生かぶったままじゃないか」と心配されたタカシですが、この試合では左サイドのゴルゴから送られたクロスを右足で合わせて、トップチーム初ゴールを記録。
何気に難しいゴールだったと思うのですが、もともと足元のテクニックはチームでもトップクラスのモノを持っていますし、今日の得点についても「ゴールにパスを流し込んだ」といった感じの見事なものでした。
まだわずか1ゴールで先っちょが見えた程度だとは思いますが、ピコ太郎とカイジを欠くチームにおいて、大きな大きな「先っちょが見えた」と言えるんじゃないかと思います。
今後、この流れに乗って、もっともっと先っちょを見せて欲しいと願います。
ちなみに攻撃は他に何もありません。なにぶん、ポゼッション率が30%なんで。
守備
まぁ、嫌がらせのように80分もの間、守り切ってくれました。
特に後ろの3バック+コブタンの4人は盤石であり、チンピーらしいチンピーもなくクリーンシートを記録。
そんな中でもオジーロの穴を埋めるべく揉太郎の安定感が半端なく、これで自身が先発出場を果たした4試合全てでクリーンシートを記録し、そして4試合全てにおいて1対0で勝利。
ファンから届いた叱咤・激パイが効いているのかは分かりませんが、兎にも角にも今シーズンもユベントスは揉太郎に助けられていることは間違いなし。
オジーロの復帰がインターナショナル・ウィーク明けになると目されていることから、次節カリアリ戦でのスタメン出場も予想されますが、このまま「ビックリさせ太郎」「不安にさせ太郎」「その程度の働きなのに嫁さんのPai Paiを揉まくってるなんて許せない太郎」になることなく、安定感あるパフォーマンスを披露することを願います。
あとはやっぱりコブタンですかね。
何気になんですが、これで出場した9試合のうちの7試合でクリーンシートを達成。
って優香、今シーズンのユベントスの総失点数は6で、そのうちの4失点をサッスオーロ戦で喫している訳ですから、残りの9試合で2失点しか失っていないことになり(ボローニャ戦とラツィオ戦で1失点ずつ)、そのゴールを任されているコブタンは、やはり名ゴールキーパーなんだと思います。
いやホント、今日のフィオ戦でもそうですけど、コブタンで勝った試合も多いと思うので、編集長としても次にイタリアに行くことがあれば、ショートホープ1カートンを差し入れしようと思います。
モイズ・キーン
いやー、今日もやっぱりと言うか、今日もサッパリと言うか、なんちゅーか本中華分かりませんが、ノーゴールに終わったものの、アラレのコンディションが良いです。
昨シーズンに比べると圧倒的にフィジカルの使い方が上手くなってきましたし、ボールを持った時の躍動感も段違い。
あとは、無駄にスネ夫の影響を受けてかVARによるゴール取り消しが目立っていますが、最近ではチョビヒゲも様になって来ましたし、次のカリアリ戦では今シーズン初キーーーン玉を決めてくるんじゃないかと期待しますが、今シーズン、アラレが何点取るか、ぜひ皆さんの見立ても教えて下さいませ。
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まとめ
確かにポゼッション率30%対70%は凄い数字ですが、逆に「80分間守る」と決めて、本当に80分間守っちゃうユベントスもスゲーなー、と思いました。
これが「慣れ」ってものであり、「価値観」ってものであり、「スペクタクルなサッカーが見れないからウノゼロを美化して自分を慰めてる」ってものなんだと思いますが、「最終的には勝てば官軍」だと思って今日1日ニヤニヤしている編集長は、やっぱりビックリクラブを愛しているんだと思います。
ってことで、カリアリにも勝って5連勝だ!
Forza Juve!