【Majiニュース】元ユベントスのパウロ・ソウザ「ELベスト8に勝ち抜けるのはスポルティング、その理由は…」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

今週の木曜日、ユベントスはヨーロッパ・リーグ準々決勝1stレグで、スポルティングをアリアンツ・スタジアムに迎えます。

ナントとフライブルクを破りベスト8に進出した後、次の戦いはビアンコネリにとって簡単なものにはならないと予想されています。

スポルティングは、ベスト16でアーセナルを破ったチームです。

元ユベントスとスポルティングのミッドフィールダーであるパウロ・ソウザは、イタリアのチームが鋭いカウンターを武器に非常に危険であることを認めた上で、ベスト4に進むのはポルトガルのチームだと考えています。

「ユベントスはアッレグリの考えが反映されたチームです。彼は紛れもない名声を持つ経験豊富な監督であり、常に結果に焦点を当てています。」とRecordのインタビューで、パウロ・ソウザは述べています。

「彼のチームは深い位置で相手にイニシアチブを与えながらも、選手の個性を生かしながら反撃の機会を逃さず、速い攻撃を好むチームです。」

「しかし、この対戦に関して、私はスポルティングが勝ち抜けると考えています。偉大な選手たちを擁し、そして今シーズンのプレミアリーグの首位を走るアーセナルに打ち勝ったチームは、ユベントスを恐れることはありません。彼らはヨーロッパリーグのどんな対戦相手でも退けることができるのです。」

「しかしながら、ユベントスは自軍深くまで攻め込まれた時でさえ、落ち着いて対象しています。この点で、彼らは非常に危険なチームです。彼らは苦労しているように見えますが、決してそうではありません。」

52歳になるパウロ・ソウザは、ポルトガル内でライバルと見られているベンフィカとスポルティングでプレーした後、1994年から1996年までユベントスに在籍しました。

現在のサレルニターナの監督は、1996年にビアンコネリの一員としてチャンピオンズリーグを制したことで有名ですが、ボルシア・ドルトムントに移籍した1997年の決勝で、古巣を破ったことでも知られています。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

パウロ・ソウザこと、パウロ・マヌエル・カルバーリョ・ソウザは、ポルトガルを代表するミッドフィルダーで、1990年代半ばのユベントスの中盤を支えた選手。

足元のスキルとバランス感覚に優れ、現在のチームで言えば、ロカテッリのような存在だったと言えるかもしれません。

そして今回はユベントスとスポルティングの両チームに所属歴があるということでソウザがインタビューを受けたようですが、確かにプレミアで首位を走っているアーセナルを接戦の上に破ったことにより、チームは自信をつけたに違いありません。

ちなみに2ndレグでゴンサウヴェスが決めたゴールは、今シーズンの「エグい of エグいゴール大賞」を受賞したとしても、不思議ではないくらいエグいものでした(とにかくエグい!て事です。)

 

 

 

 

しかし、そうは問屋が卸さないのがユベントス。

スポルティングがアーセナルをPK戦の上で破ってベスト8に進出したチームならば、こちとらCLグループステージを1勝5敗ながらもELに回り、更に図々しくもナントのフライブルクを退けて勝ち進んできたチーム。

更に言えば、国内リーグでは勝ち点15をカツアゲされて、来シーズンのCL出場権獲得のために残された唯一の道がこのヨーロッパリーグ。

もはや追い込まれた状態であり、そうなった時のユベントスが強いことは、編集長のところの小学2年生になったばかりの甥っ子でも知っていることです。

 

兎にも角にも1stレグ。

試合後、パウロ・ソウザが「そうだ、ユベントスって勝負強かったよね」と口にする未来が見えております。

えぇ、何気に「ソウザ」と「そうだ」が掛かっています。てじなーにゃ。