~スパーズサポーター必読~クルゼフスキの取り扱い説明書



この冬のマーケットでトッテナムへの移籍が発表されたクルゼフスキ。まだまだズルムケる前の選手でありますので、恐らく「クルゼフスキって誰?オタクなの?」って感じのスパーズサポの方も少なくないはず。

つきましては、‘’自称ユベントス日本語公式風味‘’を自負する月刊ユベントスが、「クルゼフスキとはなんぞや」をお伝えさせて頂きたいと思います。軽いあだち充、じゃなくって軽いタッチで書き綴りますので、最後までお読み頂ければ幸いです。

 

 

Dejan Kulusevski

デヤン・クルゼフスキはスウェーデン国籍のアタッカーで、年齢は21歳(2000年4月生まれ)。アタランタ所属時(パルマにレンタル中)の2020年1月、冬のマーケットにおいて多くのビッグクラブとの争奪戦を制してユベントスが獲得を発表。当時は「スウェーデンの若き逸材をユベントスが獲得」とも言われ、ユベンティーニも「顔は青っちょろいけど、きっとユベントスの攻撃陣を牽引してくれるはず」と期待に胸を膨らませました。

※クルゼフスキのユベントス移籍が発表された時、DAZN解説でお馴染みの細江さんも「クルゼフスキは凄い選手だ」と言っていましたね。

 

 

プレースタイル

利き足は左で、一番活きるのは「スリートップの右ウィング」ですが、コンテのハゲ頭はトッテナムでも3-5-2を採用しているでしょうから、中盤5枚の右ウィングが最適だと思われます(左も出来ます)。

特に右ワイドに開いた所でボールを持ってからのカットインを得意としておりまして、昨シーズンのコッパ・イタリア決勝では、そのエリアからゴールを決めてユベントスにタイトルをもたらせています(このゴールは流れ玉からでしたが)。今シーズン、ユベントスに戻って来たアッレグリからは「ボールを持った時の工夫が足りないハラスメント」の目に遭っていましたが、シーズン折り返しを迎える頃にはカットイン一辺倒ではなく、縦へドリブルで仕掛ける姿勢も見せており、プレーの幅が広がってきている事は間違いありません。

まぁ「取り合えず右サイドで持ったら勝負させてあげてね」って事をお伝えさせて頂きます。

 

 

耐久性

あまり取り沙汰されませんが、メチャクチャ怪我に強いです。

加入初年度となった昨シーズンは、ピルロの下でチーム最多となる47試合に出場しており、なんと怪我での離脱は一度もなし。パッと見は不健康そうな感じがしますし、実際にインドア派なんじゃないかと月ユベは読んでおりますが、とにかく怪我で離脱しないので監督にとっては有難い存在になるはずです。

「人は見掛けによらない」を体現している選手と言えるでしょう。

 

 

期待値

「アタッカー」ではあるのですが「ゴールゲッター」ではないので、まるまる1シーズン出場して10ゴール決めれば十分だと思います。

実際に名を馳せたパルマ時代の2019-20は10ゴール・9アシストで、ユベントスに加入した2020-21は7ゴール・7アシスト。パスも出せますし、どちらかと言うとセカンド・ストライカーの分類に入る選手です。

あと、ユベントスがインテルと対戦する時は「ブロゾビッチ番(=インテルの心臓であるブロゾビッチのマンマーク)」を任されていました。なかなか器用なプレーヤーでありますが、下手すると器用貧乏にもなりかねないので、その辺の事をコンテのハゲ頭によーく言い聞かせておいて頂けると有難いです。

 

 

パーソナル・インフォーメーション

童貞です。

 

 

最後に

アッレグリには認めてもらえずに、残念ながらシーズン半ばでロンドンに発つ事になりましたが、悲しんでいるユベンティーニは非常に多いです。年齢もまだ21歳であり、経験を積めば必ず世界のTop of Topに近い選手になるはずです(「なる」とは言い切れませんが…)。

少し内気な所があるのでトッテナムに馴染むには時間が掛かるかもしれませんが、スパーズサポーターの皆さまにはその間も温かく見守って頂ければ幸いです。じゃないと、更に顔が青っちょろくなっちゃいます。例え最初は結果が出なかったとしても、クルゼフスキが全力でプレーする姿を見せてくれる事は間違いありません。

 

Dejan Kulusevskiと言う若き才能を、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

こんなに可愛い奴なんです。

 

トッテナムでも頑張れよー!

 


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