ユベントス、マテュイディの退団を発表
昨日はリヒトシュタイナーが引退を、そして日を跨いで今日は松ちゃんが退団を発表。
寂しくなるねぇ
寂しくなるねぇ
この言葉しか思い浮かびません。
[meikan]
松っちゃんは2017-18シーズンを前に、PSGからユベントスに加入。アッレグリ・ヒロシ政権下において、主に『ディフェンシブ・ミッドフィルダー』の位置で活躍。中盤のダイナモとして、所狭しとグランドを走り回る姿は、ファンでなくてもすぐに想像できるはずです。
はっきし言っちゃいますと、攻撃のセンスは皆無も皆無。童謡に乗せてお伝えしちゃうならば『カイム カイム カイム カイム カイムベッサッソン!』て感じですが、それを有り余る渾身的な守備でカバー。まさに「一家に1マテュイディ」とまで言われる存在になりました。(念の為にですが、この元童謡は「マイムマイム」です。でも、童謡に乗せてお届けする必要があったのでしょうか)
そして‘’パスサッカー‘’を信条とする山ちゃんがユベントスの監督に就任すると、あっと言う間に『放出候補』に挙げられたものの、プレシーズンマッチで己の存在意義を認めさせ残留。そのまま開幕スタメンを勝ち取り、シーズン終盤に差し掛かるにあたりラビ彦にスタメンの座を譲る事にはなったものの、それまでも、そしてその後もチームの為に元気ハツラツ120%の力で全ての試合に臨み、チームの勝利に大きく貢献してくれました。
この3シーズンの間に思い出すシーンはたくさんあって、いやあり過ぎて、それでもひとつ挙げるとすれば、2017-18シーズン、CL準々決勝で決めたゴールでしょうか。恐らくはボクのサッカー人生の中で最も格好悪くて、最もヘタクソで、でも最も美しく最も気持ちのこもったゴールだったと思います。左足、わずか数センチにボールを掠める(かすめる)事が出来たのは、その試合だけではなく、これまで全ての試合で常に全力を見せていた松っちゃんだからこそ、サッカーの神様がご褒美に掠らせてくれたんだと思います。
寂しくなるねぇ
寂しくなるねぇ
その言葉しか思い浮かびませんが、それでもきっと笑顔で送り出さなくてはならないんだと思いますし、だからこそ今回の記事は『マテュイディ』ではなく『松っちゃん』で通させて頂きました。
まだ正式に発表はされていないものの、恐らくはMLSのインテル・マイアミへの移籍が濃厚だと聞いています。アメリカのフットボールファンを、そのヘタクソなドリブルで、ヘタクソなパスで、そして胸を打つような渾身的なプレーで、泣かせてやって欲しいと思います。
松っちゃんに幸あれ!
Forza 松っちゃん!
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— 編集長ミツ【月刊ユベントス公式】 (@system442) August 12, 2020