現地評論家「今シーズンのユベントスは、実際のポテンシャルを超える結果を残している」
【JuveFC.com】
ユベントスの今シーズンのパフォーマンスからポジティブな側面を見つけることは難しいでしょう。一部のファンは、チームが以前の試合で彼らを甘言したとさえ主張するかもしれません。
ビアンコネリは2位の座を失った後、リーグテーブルの4位争いに巻き込まれるリスクにさらされています。
シーズン開幕後には、ユベントスは強力なパフォーマンスを見せ、シーズン終了時にイタリアのチャンピオンになる可能性についての楽観が広がりました。しかし、彼らのシーズンは解体され始め、今ではトップ3のフィニッシュを確保するのに苦労しています。
マックス・アッレグリの人気はこのシーズン、ハイ(高)とロー(低)の両方を経験し、現在の感情はおそらく最低点にあると言えます。
しかし、ユベントスが本当に悪いシーズンを過ごしたかどうか疑問に思う人もいます。特に最初はトップ4内でのフィニッシュがひとつのハードルだと考えられていました。
評論家のパオロ・アッソーニはTuttomercatowebに引用されたように、次の通りに述べています。
「ユベントスはシーズンの最初の部分で実際のポテンシャルを遥かに超える結果を達成しました。
インテルに近づいていましたが、両チームの差は明らかでした。
今は単に彼のレベルでプレーしていて、多くの問題を抱え、若い選手で満ちたチームで戦わなければならないにもかかわらず、依然としてトップのポジションに留まっていると考えることもできます。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
直近7試合で1勝3分3敗の成績で終え、首位インテルとの差が広がっただけではなく、順位もミランに抜かれて3位に転落したユベントス。
一時は暫定ながら首位に立ったこともあり、ファンからは「ガッカリだよ!(桜塚やっくん風に)」の声が届いておりますが、確かにアッソーニさんの言う通り「ここまでが想定外の出来だった」との見方もできますし、戦力的な部分を鑑みると、現在の3位というポジションは「悪くはない」とも言えます。
実際に今シーズン開幕前に行った目立った補強は北島のみで、その北島にしても「なんも言えねぇ」といった感じの調子が続く状況。
確かにイソップのブレイクや、池崎の想定外の「いぇぇぇぇぇえええええい!」はあったものの、これはある種の『ボーナス』とも言えるもので、補強がままならなかったチーム、そして裏技で主力2選手が長期出場停止となったチームにおいて、ヒロシは結果を残していると言えるかもしれません。
兎にも角にも残り10試合となり、ユベントスが絶対に越えなくてはならないハードルは「チャンピオンズリーグ出場権獲得」。
それこそこの目標を達成できなかったならば『ダメ監督』『ハゲ監督』の烙印を押されてしまうので、スクランブル状態になったとしても、必ず4位以内は死守して頂きたいと存じます。