OBボニエク「ユベントスは勝ち点を重ねているが、試合内容は必ずしも勝利に値するものばかりではない」
【JuveFC.com】
元ユベントスの選手であるズビグニェフ・ボニエクは、ビアンコネリが現在は派手なパフォーマンスなしでも競争力があることを認めています。
マックス・アッレグリの指導の下、スタジアムの興奮を引き起こすようなスタイルのプレーを見せていないにもかかわらず、ユベントスはタイトル争いに残っています。
アッレグリの戦術的なアプローチがいつも刺激的ではない中、彼は一貫してその手腕とポジティブな結果を達成する才能を示してきました。
しかし、ボニエクはユベントスが試合に勝っているとしても、それが幸運によるものもあり、必ずしも勝利に値するものではないと指摘しています。
この考察から、現在の2位という順位にもかかわらず、彼らがフィールド上で見せるパフォーマンスの質と一貫性について、向上させる余地があるかもしれないという意味が含まれています。
彼はCalciomercatoに引用されているように、次のように述べています。
「ユベントスは現在結果を出していますが、これはローマと同様の話です。彼らは決して良くプレーをしている訳ではありませんが冷徹であり、ナポリに対しても勝利に値するとは言えないまま勝ち点3を手にしました。ユベントスは劣勢の時こそ注意が必要であり、逆にインテルは相手を寄せ付けない力を持ち合わせています。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
ズビグニェフ・ボニエクは、1982-83シーズンから3年に渡りユベントスでプレーしたポーランド人アタッカーで、国籍はポーランド。
ワールドカップではハットトリックを記録しており、「ヨーロッパを代表する選手だったんじゃないかなぁ」と編集長は考えています。
そのボニエクさんの着眼点は鋭く、今シーズンのユベントスは「クソつまらない試合内容なのに、なぜか勝ち点を重ねている」という、てじなーにゃ状態であることを指摘。
しかし、それがユベントスであり、それこそがユベントス。更に言えば、そのじっくりコトコトと積み重ねた勝ち点をシーズン終盤でFIGCにカツアゲされるのもユベントス。
なんとなーく今シーズンはこのままの流れで進み、最後の方でインテルをまくって、つまらないままにスクデットを獲得してちゃんちゃん、な気もしています。
OBであるボニエクさんにしてみれば、そんな試合を見せられて「ボニエ苦」だとは思いますが、ここは1つ考え方を切り替えて「ボニエGood」にして頂ければ幸いです。なんの話やねん。