アッレグリ、ミラン戦後インタビュー「1試合で物語が変わる事はない。一歩ずつトップ4への道を歩むだけである」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

サン・シーロでの試合中、大部分で穏やかな態度を保っていたユベントスの監督マックス・アレッグリは、フィナーレに向けて怒りで完全に制御を失いました。

56歳の彼は怒りの中でジャケットとネクタイを引き裂き、無害な広告板を蹴りました。

ユベントスがマヌエル・ロカテッリのゴールによってリードし、ミランが10人となった状況で、監督は試合を安全に進めつつ、できるだけリスクを冒さないようにしたかったのです。

1-0で勝利を収めたあと、アレッグリは試合終了間際に一部のユベントスの選手のボールを扱う方法が気に入らなかったことを明らかにしました。

「最後の数分でリードしているときは、難しいプレーを選択する必要はありません」、監督はLa Gazzetta dello Sportを通じた試合後のインタビューで述べました。

「代わりに、安全な選択をするべきです。したがって、ドリブル、タックル、狭いスペースでのパスを選んではならないのです。」

リーグ首位のインテルから2ポイント差があるにもかかわらず、アレッグリは再びスクデットについての話題を軽視し、ミラン、インテル、ナポリなど他のクラブがタイトルを獲得する有力候補であると主張しました。

「1試合で物語は変わりません。ミラン、インテル、ナポリは依然としてスクデットの有力候補です。私たちは一歩ずつトップ4の場所を狙っています。」

「シーズンの前半をしっかりとこなす必要があり、それから後半戦を見ていきます。」

リヴォルノ出身のアレッグリは、自分のチームが守備面でうまくやったと感じながら、改善の余地がある部分を列挙しました。

「これは、選手たちが守備面で良いプレーをした試合で、その後に攻撃において決定的な場面が巡ってきました。」

「ミランに勝つのは長い間ありませんでした。選手たちに感謝するだけです。」

「最後のボールの扱いはもう少し上手く出来たはずで、もっと忍耐が必要でした。数的優位ではありましたが、ミランにはラファエル・レオンという1人で戦況を変えることのできる選手がいたのです。」

「ピッチは空港のようになるべきで、ボールを奪われるべきではありませんでした。それによって、カウンターアタックを受けなくて済んだはずです。」

 

(JuveFC.com)


 

 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

ミラン戦ではジャケットのみならず、ネクタイ芸まで披露したヒロシ。

その引き出しの多さに驚いたファンも多かったとは思いますが、その激オコの理由が判明。

どうやら「2点目を取りに行かなかったこと」に対するプンプン丸ではなく、「リードしている展開における試合のクロージングの仕方」に不満があった模様。

この辺のことは昨シーズンも指摘されていましたし、実際に編集長が見ていても「そんなリスクを背負う必要はないのにな」なんて思っていたので、この辺はチームとして共通認識を持つ必要があると考えます。

とはいえ、ヒロシの激オコが出るということは、チームとしては平常運転であり、ヒリヒリする試合を見せている証拠。そして得てして、勝っている時でないと、ヒロシのキレ芸を見ることが出来ません。

まぁ、「勝ち試合でヒロシのキレ芸炸裂」なんて、倉敷さん風にいえば『ショートケーキにイチゴが乗って』であり、編集長風にいえば『カレーライスにカキフライが乗った』て感じで、ファンにとって満足度の高い90分になったんじゃないかと考えます。ちなみに牡蠣が大好物です。

噂ではアルマーニがヒロシに対して「投げる用のジャケットを提供する」なんて現地では言われているようなので、次節エラス・ヴェローナ戦においても、思う存分に投げ回して頂ければと存じます。

 

 

 

んな訳あるかいっ!