【Majiニュース】マンチェスター・シティに規則違反の可能性が浮上!ユベントスとの比較は…
【JuveFC.com】
BBCが報じたように、イングランド王者のマンチェスター・シティは、2009年から2018年のシーズンの間に100以上のルールに違反したとしてプレミアリーグから起訴された後、現在深刻な調査を受けている所です。
この結果は、追放、所有者の失格、さらには刑事告発の可能性など、大規模なものになる可能性があります。これは間違いなく、プレミアリーグがこれまでの歴史において直面した最大のスキャンダルです。
これまでシティはFFP違反によりUEFAに訴えられたことがあったものの、その際はスポーツ裁判所の裁定により、大きなペナルティを課されることなく、小さな罰金で済んでいました。しかし、今回はその時の比にはなりません。
現在シティは深刻な問題に直面しており、これはもちろん、カルチョスキャンダルにより2005年に下部リーグに降格し、更に現在は財務上の不正により15ポイントが差し引かれたばかりのユベントスとの比較をもたらしました。
実際に、シティが申し立ての25%で有罪とされたとしても、ユーベが行った、または行ったと主張されていることよりもはるかに大きなものであり、シティが行ったことはここ数年ではなく、10年にも渡るものです。
ユーベのそれは、そこまでの規模ではことはありません。確かにビアンコネリはいくつかの過ちを犯し、正当に罰せられましたが、シティに比べれば彼らの違反ははるかに小規模であり、時間的には瞬間的なものになります。10年以上の期間に渡って続けられたものではありません。
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
「ユベントスに続いてシティまでもが。。。」と感じた方も多いかと思いますが、常にトップを走り続けなくてはならないクラブにとって、「規則ギリギリのところ」を攻めて行くのは日常的なことなのかもしれません。もちろん、今回の件について真実かどうかはまだ分かりませんが。
しかし、何にしてもユベントスとシティのケースを比べることはナンセンスであり、それは「セリエとプレミアが違う組織だから」になります。
もし管轄がUEFAであればチャンピオンズやヨーロッパリーグ出場に関するペナルティが両チームに課される事になるのでしょうが、セリエはセリエで、そしてプレミアはプレミアで基準を持って判決を下す事になり、例えユーべが勝ち点15を剥奪されたからといって、それがシティのケースで何か参考になることはないはずです。
ちなみにDAZNの記事では
プレミアリーグが指摘した違反は多岐にわたっており、プレミアリーグの調査に協力する規則に対する違反や、利益やスポンサー収入、運営費などを含む正確な財務情報提供に対する違反、監督や選手の報酬に関する詳細提供に対する違反、さらにUEFAのFFPを含む規則違反とプレミアリーグの収益とサステイナビリティに関する規則違反が報告された。
と書かれており、これが真実であれば「違反の宝石箱や~(彦摩呂風に)」って感じですが、ユベントスとしても先輩として「懲りずに2度目のスキャンダルでウォウウォウォ中」であるとアピールして欲しいところ。
まぁ、こんなところで競り合っても仕方ないんですが、チャンピオンズ優勝をも目指すシティに対する、せめてもの抵抗ということで。
お互いに厳しい時間が続きそうですが、頑張りましょ…。