【ボヌッチがアッレグリに告げた言葉は…】2022-23シーズン コッパ・イタリア ベスト4 1stレグ vs インテル戦 マッチレビュー



ユベントス 1-1 インテル

 

 


 

 

来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を獲得するためにも、勝ち抜けなくてはならないインテル戦。

試合は「両者睨み合い」の時間が続き、前半はスコアレスドロー。

後半に入り、ユベントスもキー坊とウッディを投入して流れを変えようとするも、なかなかゴールネットを揺らす事ができず。

そして、ぼちぼちと「引き分け」の文字がチラついて来た後半38分。左サイドのラビちゃんの入れたボールが逆サイドまで流れると、右サイドから走り込んで来たクアマンがトラップの後に右足一閃ゴールを突きさして先制。

ユベンティーニの誰もが宇宙開発を期待した中、それを裏切るようなグランダーの鋭いシュートでしたが、まぁ、あれがあるのがクアマンという男であります。

 

 

 

 

 

しかし、そのまま試合は終わらず、後半ロスタイムにラガーが痛恨のハンドを取られてPK献上。それをルカク関に寄り切られて1対1のドローで終わる訳ですが、ゴール後にルカクがユベンティーニを挑発したり、でも実はその前にユベンティーニがルカクに対して差別チャントを送っていたり、試合後にはクアマンとハンダノビッチが揃って退場になったり、そこで私服姿のポヌッチが出しゃばってきたりと、後味の悪い試合となりましたが、取りあえずこの試合を振り返ってみようと思います。

 

 

攻撃

保有率がユベントス38%に対してインテル62%という数字を見ても分かるように、ユーベはペキカンにポゼッションを捨てていました。

ただ、良く言えば「ショートカウンター狙い」ですが、編集長的にはショートカウンターを発動する前段階で、もう少し速く正確にボールを繋がないと、今日のように相手に読まれてしまうと考えています。

実際に効果的なカウンターは試合を通しても5本あったか無いくらいのレベルになるので、例えば中盤と前線で小気味良いダイレクトのパス交換が2本くらいあれば、スペースも出来てもう少し効果的にカウンターをお見舞いすることが出来たんじゃないかと考えます。

その辺のことを鑑みると、途中交代で入ったウッディはポジションの出し入れが上手いですし、ラーメン師匠、出来杉くん、ファジョリー、タカシらは止める蹴るの基礎スキルが高いので、こういった選手を中心に攻撃を組み立てれば、もう少し攻撃がスムーズになるんじゃないかと思いました。知らんけど。

 

 

 

 

守備

ポゼッションを許し、左右に振られながらも土俵際で踏ん張っていた感じだったのですが、最後の最後でラガーがノックオン。

確かに「勿体無い」っちゃー勿体無いのですが、しかしそれまでの試合展開を振り返ってみても1失点はしていてもおかしくなかったですし、それまでの92分間において、インテル攻撃陣を跳ね返していたラガーを責めることは出来ません。

守備全体では前線から上手くプレスが掛からずに、中盤のファジョリーとラビ彦が広大なエリアを走りまくってカバーを強いられていた印象が残っています。

これはもしかしたらヒロシの作戦なのかもしれないものの、守備時は4-4-2、または5-4-1にするなどして中盤のスペースも埋めないと、特にスリーセンターハーフがめちゃんこ疲れて、そして場合によってはラビ代が「こんなハードワークさせるなら、うちのラビちゃんをユベントスに預けておけないざます!」って切れる可能性もあるので、その辺のやり繰りをよろしくざます。

ちなみに今日もガッツさんは結構良かったですが、危機感を覚えたポヌッチが、ヒロシに対して「ガッティの奴、デカい図体してイチモツは短小です」と耳打ちしたとかなんとか。

まぁ、知らんざますけど。

 

 

 

 

まとめ

ロスタイムの失点って事で落胆しているファンもいるかと思いますが、まだ前半を終えたばかりですし、ポゼッションを許したとは言え試合展開は狙い通り。

4月27日に行なわれる2ndレグについては、ピコ太郎も帰って来ますし、恐らくキー坊のコンディションも上がっているはず。

また、出場者停止のクアマンの代わりに、ユッティがブイブイ言わせないとは思いますが、フイフイくらいのプレーは見せてくれるのではないかと、淡く切なく期待。

我々ファンも、決して下を向くことなく、前向きに進んで行ければと考えています!

はにかんだ顔もかわいいですね!

 

 

 

って事で2ndレグは勝って決勝進出だ!

 

 

 

Forza Juve!