【アッレグリにあの手がなかったのが痛かった】2022-23シーズン第25節 vs ローマ戦 マッチレビュー



 

 

 

 

ローマ 1-0 ユベントス

 

 


 

 

 

来シーズンのヨーロッパリーグ出場圏内に近付くためにも、何としても勝ちたいローマ戦。

ユベントスは事前の予想通り、前線にキンタとラーメン師匠を並べた3-5-1-1で臨んだものの、後半8分にマンチーニに編集長と同じナイスミドルを決められると、1点を返すことができずにそのまま試合終了。

いや、「そのまま」ってことはなくって、試合終了間際になぜか10人になっちゃうイリュージョンも起きたのですが、兎にも角にもこの試合に敗れたことで、目標としているEL出場権も少し遠のくことになりました。

 

 

攻撃

やっぱりキンタですかね。

中盤ではそれなりにボールが回るんですが、楔のパスを引き出せず、そして前線で溜めを作ることが出来ないので、どうしても攻撃が単発になってしまう。

この辺は「チームがキンタを活かしきれていない」という見方もできれば、「キンタがカッチコチになっていない」という見方もできますが、編集長的には「キンタ自身が、もう少しカッチコチやどー!な姿勢を見せてもいいかな」って感じています。

まぁ、もっと要求して欲しいですし、もっとエゴを出して欲しいですし、とどのつまり「もっとズルムケで欲しい」ってことです。

モチのロン、なかなかビルドアップがままならずに、前線でひとりチンブラブラとなる時間帯もありますが、そんな時こそ「ロングボールでもいいから、オレにボールを集めてくれれば、ビンビンになってなんとかしてやるぜ。ドッカーーーン!」て要求することで、周りの選手も意図的にボールを集めるようになるんじゃないかと思います。

 

まぁ、頼むわ。

 

 

守備

失点のシーンを含めて幾度かチンピーはあったものの、試合を通してみれば連動しながら上手く守る事ができていたと思います。

特に中盤のプレスが掛かっていた(=攻守の切り替えが早かった)ので、スリーバックもサイドに釣り出されることなく、網を張る事ができていました。

それだけに、失点のシーンは左から右にボールを動かされて、そこ(ゴールを決めたマンチーニ)へのアプローチが一瞬遅れてしまったのが悔やまれます。ぶっちゃけ「もう少し早くラビちゃんが詰めていれば…」という気もするのですが、そんなことを口にして契約更新の可能性がパーヒャクなくなるのも嫌なので、この件については胸にしまっておく方向で。もしくは、あのタイミングでピッチに立っていなかったので多少の無理はあることを承知のうえで、全部ポヌのせいにする流れに持って行こうと思います。

何にしてもフライブルク戦に向けて、組織立った守備を見せることができたのは、ポジティブ要素だと言えるでしょう。

 

 

 

 

まとめ

ビハインドを負ったあと、キー坊やピコ太郎を投入して反撃に出たヒロシの姿勢は評価されて然るべきですが、その手の中に「ローマキラーのユッティ」が無かったことが悔やまれますし、ヒロシ自身もハゲ頭を抱えたに違いありません。

なんにしてもこれでEL権獲得が更に難しくなったのは間違いありませんが、まだまだ国内リーグは13試合、そしてヨーロッパリーグもコッパイタリアも残しています。

下を向く事なく、出場数秒後に相手にローキックをお見舞いする事なく、前向きに戦っていきたいと思います。

 

 

 

ってことで、ウジウジなんてしてられねぇ!

 

 

次は勝つ!

 

 

Forza Juve!