【Majiニュース】現地弁護士「今後、ユベントスはセリエB降格の危機に直面する可能性がある」
【JuveFC.com】
ユベントスは、給与支払いに関する調査が終了した後、セリエBに降格される可能性があります。
マックス・アッレグリのチームは、キャピタルゲインの不正により15ポイントを剥奪されたばかりでありますが、弁護士のフランチェスコ・アンドリアーノポリは、彼らの給与操作の調査が終われば、より厳しい罰に直面する可能性があると主張しています。
ユーベはCovid-19パンデミックによる大きな損失を回避するために、選手たちに3か月分の給与をテーブルの下で支払ったと非難されています。
現在および元プレーヤーの一部は、公に伝えられたものと反する契約に署名したことを認めています。
ユーベはすべての不正行為を否定していますが、捜査官は事件の捜査を続けており、アンドリアーノポリは、セリエBへの降格は否定できないと主張しています。
彼は Calcimercato.itで次のように述べています。
「これまでのケースで裁判所が下した判決の基準を見ると、ユベントスには降格の危険性があると言えるでしょう。このタイプの違反に対して15ポイントが与えられた場合、他の違反は更に厳重なものになります。」
「予算違反の分野におけるこれまでのすべての判決の歴史家を見ると、答えはノー(有罪)であるはずです。なぜなら、スポーツの正義は歴史的にこの種の違反に関して非常に厳しく、私たちが予想しているものよりもはるかに深刻だからです。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
改めまして、今回のファイナンシャル・ジャンジャラカンジャについては「シーズン1」と「シーズン2」に分かれておりまして、シーズン1は移籍市場による自転車操業的なもので、シーズン2はコロナショックの際の選手の給与操作。
このままシーズン3まで続く可能性はありますが、取りあえずシーズン1は「15ポイント剥奪」で、これからシーズン2の判決を待つところ。って優香、スキャンダルに「シーズン」ってあるんですかね。知らんけど。
兎にも角にも、今回、現地弁護士のアンドリアーノポリさんは、「移籍市場におけるキャピタルゲインの不正操作で勝ち点15剥奪であれば、給与不正操作はセリエB降格に値する」と言っており、それについては実際の温度差は我々には分からず。
ただ、その道のプロフェッショナルであるアンドリアーノポリさんが言うのであれば、少なくともその可能性はあるのでしょう。
2005-06シーズンに続き、ユベントスは再度「セリエB降格」の危機に直面するかもしれません。しかし、何が起ころうとユベントスはユベントス。
これまでも、前述の「カルチョ・スキャンダル」「ポヌチョ・スキャンダル」「ユッティがスタメンに入ったのにアップの最中に怪我してキックオフの笛が吹かれた瞬間にピッチの上にいなかったスキャンダル」「ピンちゃんが10歳の年齢詐称していたスキャンダル」「キー坊がアケミちゃんのお店で費やした金額が総額500万ユーロに達しちゃったスキャンダル」と言った数々の困難を乗り越えてきました。
まずはどんな判決が下されるかになりますが、編集長としても地に足をつけてチームの行方を見守りたいと思います。