【Opinion】ラツィオ会長ロティート「ミリンコビッチ=サビッチが欲しいなら1億ユーロを用意しなければならない」



【Football Italia】

ラツィオのロティート会長は、ミリンコビッチ=サビッチがユベントスに加入すると言う噂について、改めて否定しました。

セルビア人ミッドフィルダーは、現在のセリエAにおいて最も評価されている選手のひとりであり、ラツィオとの契約は2024年6月までとなっています。

 

 

 

 

そのユベントスはここ数日の間に、代理人であるケジュマンと会合の場を持ったとも言われています。

ラツィオがユベントスに敗れた試合において、アリアンツスタジアムではミリンコビッチ=サビッチに対して拍手が送られたと伝えられていますが、ロティート会長はその光景を快く思っていないようです。

 

「ミリンコビッチ=サビッチ?彼は売却不可の選手です。もし、ユベントスが獲得を望むのであれば、1億ユーロを用意して下さい。アリアンツでのサポーターからの拍手も気にしていません。」

 

ユベントスは今シーズン限りでアドリアン・ラビオを失う事から後任候補選びに動いていますが、リストの最上位に『SMS』の名前が記されている事は間違いなさそうです。

 

(Football Italiaより)




 

 

【編集長コメント】

 

一気に過熱してきたミリサビ報道。

ユベントスが代理人のケジュマンと会合の場を持った事は間違いなさそうですが、さて話がどれだけ進んだか、ミリサビ側が移籍に前向きなのかは一切分かりません。

ユベントスとしては今シーズン限りで契約満了となるラビちゃんの後釜としてミリサビに目を付けてるんでしょうが、さてラビオ退団が本線であるかと言うと「パーヒャク」と言う事はなく、条件次第ではガメツイおばはんが意外と首を縦に振るんじゃないかとも思っています。

 

 

 

 

と言うのも、ラビオ側って優香、ラビ代が単独突破気味に年俸1000万ユーロを要求していると報じられている中、では実際にラビちゃんに1000万ユーロ支払うクラブがあるかどうかは未知数ですし、実際に今シーズン開幕前に同様の要求をユナイテッドに突き付けた結果、破談となっています。

またTransferMarktの試算によると、ラビちゃんの市場価値は1800万ユーロほど。もしかしたら他チームのラビちゃんに対する評価はユベンティーニが思っている程高くはなく、加えてガメツイおばはんが非常に面倒な事から、どこもかしこも手を引く可能性はゼロではないと踏んでいます。

最終的には「ラビオ or ミリサビ」になるのか、それとも「ラビオ and ミリサビ」になるのかは分かりませんが、いずれにしてもラビちゃんの契約がミリサビ獲得に影響を及ぼす事は間違いないので、ガメツイおばはんの今後の動向にも注目したいと思います。