この夏、ユベントスの獲得リスト最上位にはラスパドーリの名前がある



2022年6月問題も残るところゴローとユッティのみとなり、ぼちぼちと新チームの骨格作りに力を注ぐタイミングとなって来ておりますが、さてユベントスはどのポジションにどの選手の獲得を考えているでしょうか?

 

 

TuttoSport

ユベントスの最優先獲得選手はラスパドーリである。イタリア人アタッカーにはプレミアのウエスト・ハムから3000万ユーロのオファーが届いたが、サッスオーロはそれを断っている。

 

少し前まで市場価値は「3000万ユーロ」と言われておりましたが、ここ数日現地では「4000万ユーロ」とも報道されております。

編集長の次くらいにナイスミドルのカルヴァネッリさんですが、「カル太郎さんよ、あんたも悪よのー」って感じですね。

 

 

って事で、ジャコモ・ラスパドーリについて少し触れさせて頂きますと、ご存知の通り現在の所属はサッスオーロで、ポジションは「アタッカー」と紹介されるケースが多いですが、正確に言えばセカンドストライカー。また、現在はトップ下を任されているものの、スリートップであれば右も左も出来るユーティリティ性を持ち合わせております。

今シーズンはセリエAの32試合に出場して、10ゴール・5アシストを記録。先日行われたユベントス戦でも証明したように、ボールを運ぶだけではなく、ゴール前では決定的な仕事も出来る選手であります。

 

 

では、なぜユベントスがラスパドーリにドリドリしているかと言うと、その理由はふたつありまして、まずひとつ目は『キュンの退団』。キュンがチームを離れれば計算できるアタッカーが必ずひとりは必要となり、そこに現在22歳と若く、更にセリエで結果を残しているラスパドーリはユベントスにとってうってつけの存在に。「今後は若手に投資する」と言うクラブのスタンスに沿った補強と言えるでしょう。

そしてふたつ目は『ヴラホビッチを活かす事のできる選手』だと言う事。例えば引き続き噂に挙がるローマのザニオーロについては、基本的に「自分で決めに行くタイプ=ストライカー」ですが、ラスパドーリは『自分で行く事もできるし、周囲を活かす事もできるタイプ』。こと、キンタと言う圧倒的なセンターフォワードがいる中で、ユベントスとしては「ヴラホビッチに点を取らせる為のお膳立て」がポインツになる事は間違いなく、そう言った部分で見てもラスパドーリは「最も適した選手」と言っても過言ではありません。身長が172センチと決して大柄ではない事からヘディングでのゴールは期待はできませんが、そこについては「キンタさんとスネ夫さん、ヨロチクビ」で圧倒的に問題ないと考えます。

 

 

まとめ

編集長的にはタレントで言えばザニオーロですが、いまのユベントスのスカッドを見ると「ラスパドーリかなぁ」って気もしています。

例えばですが4-3-3の布陣を敷いた時に、右はラスパドーリが細かいステップのドリブルからチャンスを演出し、左はユッティが鋭いクロスを供給してゴールをお膳立てする。これによりキンタのゴールが量産される事は間違いなく、来シーズンのセリエAは「得点王:キンタ」「自称アシスト王:ユッティ」「濱田岳と阿部サダヲを出して2で割った顔してる王:ラスパドーリ」で、主要タイトルをユベントスの選手で独占するかもしれません。

想像しただけでも白飯3杯はおかわり行けそうですね。行かんけど。