【千載一遇のチャンスを逃してしまった】2019-20シーズン第35節 vs ウディネーゼ戦 マッチレビュー



ウディネーゼ 1-2 ユベントス

 

[meikan]


 

 

ひじょーーーに残念!

 

 

 

ひじょーーーに悔しい!

 

 

 

ポヌッチ偽キャプテン不在の間に優勝を決める大チャンス到来でしたが、残念ながらロスタイムに失点を喫して逆転負け!そして皮肉にもその逆転弾のきっかけとなったのは、ポヌッチ不在によりスタメン出場した揉太郎のフィードミスから。自分がピッチに立った状態で優勝の瞬間を味わいたいポヌッチの執念か、それとも単に揉太郎が残念なのかは計れませんが、少なからずポヌッチ欠場が試合結果に影響を及ぼし、そして次節はポヌッチがいる状態でスクデットを決める機会を作ってしまいました。今日は負けた事以上にそれが残念でなりません。

 

※仲間外れにする千載一遇のチャンスを逃してしまいました…。

 

 

スタメンはラッシーが2戦連続スタメン出場となりましたが、全体的に見ても今のチーム状況を鑑みればそれほど選択肢も多くないので、大きな驚きはなかったと言えるでしょう。

 

試合序盤はユーべがポゼッションを高めて試合の多勢を支配します。特にキュンが前線から中盤まで降りて来た所を上手く使ってリズムを作っていましたし、加えてラビ彦がそこに絡んで攻撃に厚みをもたらせました。残念ながらラッシーは前節のようなダイナミックな動きを見せる事は出来なかったものの、それでも相手の裏に抜けるフリーランニングもありましたし、シーズン終盤になってやっと「ラシ湖から顔が出てきた」と言えると思います。ちょい遅いけどな。

 

そんでぶっちゃけなんですけど、攻撃は良かったんですよ、特に失点するまでは。

前述の通りキュンが積極的に顔を出してボールタッチ数も多かったですし、そこにラビ彦が絡んで良いリズムを生んでいました。引き続きゴローが頑張るマン要員となって守備一辺倒だったのは残念ですが、もしそこにクアマンが入ったりしていれば、もう少しピッチをワイドに使えて違う試合展開にも持って行けたんじゃないかな、と思います。ただ、全体的にはボールをよく回せていたものの、そこからの展開がなくてちょっと狭かったですね。

例えば右サイドをキュン中心にボールを回してウディネ守備陣を集めて、その状態の中で一気に左にサイドチェンジ出来れば広いスペースでキーちゃんが勝負を仕掛けられたりしたのですが、ピンポイントで言えばオジーロの絡みが少なかったかな、と感じます(逆のドンキーも同じく)。オジーロはインナーラップって言う強みを持ってはいるのですが、それはあくまで「使われる側」であって、そうではなくもう少しボランチ寄りでボールを貰い、それを逆サイドに展開する事ができれば(もしくはそこから主任に早いタイミングで平行のパスを出す)、チームとしてもっと早く相手の嫌な所にボールを運べるんじゃないかな、と感じています。39歳のオジオジ、頑張ってください。

 

まぁ全体的に見ても、確かにウディネーゼが同点にしてから一気に攻勢を掛けて来た感があり、そして逆転負けを喫したのでネガティブなイメージが残っているかもしれませんが、「決して悪くなかった」と言うのと「ドンキー選手、そろそろ労災認定されてもおかしくない位に疲れているよね」と言うのが率直な印象です。

 

 

そんで守備に関しても頑張ってはいましたし、それこそ失点するまでは正に「攻撃は最大の防御」と言わんばかりにウディネに攻撃する機会をほとんど与えていなかったです。最後の最後に失点に絡んではしまいましたが、揉太郎も攻守に渡り安定していました(その中でも最後にテッテるのが揉太郎の魅力)。

ただ、それでも2失点を喫してしまったという事は「理由」がある訳で、1失点目はカウンターからとなりましたが明らかに戻りが遅くてボールを中に入れられた段階で枚数不足によりフリーでヘディングを許す形に。2失点目は確かに揉太郎の判断ミスが起点となってはいるものの、2失点目は確かに揉太郎が適当に楔のパスを入れて適当に空中戦に挑んで負けた事が原因ではあるものの(試合を見ていない方の為により2度目はより具体的に書きました)、その後にチャレンジしたドンキーとフトシのそれが疲労からか強度の弱いものになっていたのは明らかであり、「怪我人続出による一部選手への負担増」がそろそろ限界に達して来ている気がしてなりません。そして、それはすなわち「ポヌッチ、お前こんな時に累積喰らってるんじゃないよ」って事であり、付け加えるならば「ユッティってまだユーべの一員だよね?」って事に繋がります。

※第29節のジェノア戦から、6試合連続失点中のコブタン選手。そろそろキレても良い年頃ですが、ニコチンで気持ちを鎮めているのかな?

 

 

と色々と言った所で、泣いても笑ってもチンコ踏まれても、残り3試合で勝ち点3を取ればスクデットであり、極端な話ではありますが「1勝2敗」でも「3分」でも優勝は優勝。

そしてここまで来たらあとは気力とチーム力。フロント陣、選手、サポーター、VAR担当が一丸となって戦い抜き、そしてこの苦しい一年の集大成として喜びを分かち合いたいと願っています。

 

 

って事で次は勝つ!

 

 

Forza Juve!