【nayumo~LIFE】ユベ議室の面白さ〜筆者の妄想を添えて〜



単独としては初の執筆となるnayumoさん。その初投稿はなんと「ユベ議室の面白さ」について。念の為にお伝えしておきますが、これは編集長が依頼したステマ記事ではございません!Majiで!

なんで、先入観なしで普通に読んで下さいませーーー(笑)

 


ユベ議室の面白さ〜筆者の妄想を添えて〜

1.ユベ議室とは

僕は6年ほど前からユベントスというイタリア・セリエAのサッカーチームが好きで、応援しているのだが周りに「ユベントスが好き」という人がいなかったり、「ユベントスは好きだけど戦術的にサッカーを見ることはそんなにしない」という人しかいなく、試合を見て自分なりに分析してもあーだこーだ言う人がいないのが寂しかった。

そんな中、見つけたのがこのユベントス会議室、通称ユベ議室だ。

 

 

ユベ議室とは、ユベントスが好きなサポーターが集まる有料制のファンコミュニティーで、現在100人弱の登録者数が参加している。(2020年8月15日現在)

そして、このユベ議室を運営してるのは、月刊ユベントスというサポーターサイトを運営している‘’編集長ミツさん‘’という方だ。

 

僕はこのミツさんがやっているLINEグループに参加していて、そこでこのユベ議室のことを知った。有料制のコミュニティーには他にも入っているのだが、このコミュニティーの面白いと思ったところは「サポーターチームのファンサイトにお金を払って入る」ということだ。

 

このコミュニティーでは編集長ミツさんが毎朝記事を投稿してくれるのだが、それに対してお金を払ったことでユベントスから何かがもらえるわけではない。

例えばチームのオンラインショップからユニホームを買ったとしたら、チームのユニホームがもらえる。

DAZNに加入したとしたら、チームの試合を見れる。

でもユベ議室に入っても、ファンのおじさんの投稿しか見れない。

確かに日本のユベントスファンの中で編集長ミツさんというのはある程度有名ではあるのだが、それにしてもである。

 

この不思議な現象を分析してみた。

 

 

2.語り合える仲間が欲しい

ここで着目したいのが有料制であるということだ。

 

お金というのは色々なものと交換することができる。

飲食店では料理と

不動産屋さんとは住めるとこと

パチンコ屋さんとは玉と

色々なものと交換できる。

 

ユベ議室でも編集長の投稿と交換することができる。

だがどんな交換であってもそれ以外の要素がある。

 

映画館を例に挙げると、映画を見るために人はお金を払う。

この場合人はお金を映画と交換していることになる。

だがそれだけだったらレンタルビデオやDVD、定額の映画配信アプリが普及した今なぜ映画館は潰れないのだろうか。それは、映画館に対してお金を払うのは映画と交換するだけではなくその環境に対してもお金を払っているからである。

券売機でチケットを買い入場時間まで待って、受付でチケットをもぎり複数個ある部屋の中から自分の入るシアターに進み、大きな薄暗い空間で自分の何倍もあるスクリーンで映画を見ることに対してお金を払っているのである。

 

 

他の場所でもそうだ。飲食店ではお店のおしゃれさが有名になったり、不動産屋さんでは従業員の清潔感が大事だったり、パチンコ屋さんでは同じ額のお金を使ったのにもかかわらず喜んでいる人もいれば悲しんでいる人もいる。

このように人はお金を使う時に核となる部分以外にもお金を使っていて、そこが重要だったりする。

 

ではユベ議室の場合はどうか。

ここではユベントスを好きな人たちが集まる。

「有料制でもユベントスのコミュニティーに入ろう‼︎」と思うぐらいなのだから、チームに対して熱い思いを持った人たちが集まる。

その人たちが編集長の投稿にコメントしている。その熱量が高い人たちの意見を見るのとそこに混じって自分の意見を発信することに対して、人が集まっているのだ。

つまりこのコミュニティーに関しては、ユベントスが好きという「熱量」に対してお金を払っているのである。

サッカーの試合が見れるわけでもない、ユニホームがもらえるわけでもない。ただユベントスに対して熱く語り合いたいという思いだけで毎月お金を払う人が100人弱もいるのだ。

 

これが僕が面白いと思っている理由だ。

 

 

3.ユベ議室の未来(妄想)

有料制のコミュニティー内のことを公表することは、会員メンバーが損をするため禁止とされている。よって、これから書くことは、僕の「こうなったら面白いな」という完全な妄想だ。

僕は「この動きがもっと広がっていったら面白いな」と思っている。例えば、ユベントス以外でいわゆるメガクラブと呼ばれるチームのファンに編集長が呼びかけて、有料制のコミュニティーを作ってもらう。編集長は0から100人弱のコミュニティーを作り上げた人だ、教えられるノウハウは多いだろう。そうやって幾つかのファンコミュニティーが出来たところで、それを一つのアプリに合併して有料制のファンコミュニティーアプリを作る。

要するに、このユベ議室に関わる人をユベントスファンだけではなく、多方面の海外サッカーファンを巻き込んじゃおうという話だ。

こうすることによるメリットは幾つかあって、まず1つ目はユベ議室のように好きなチームのことに関して、自分の意見を発信できること。

そして2つ目、他のクラブの熱量が高い人たちの意見を目にすることもできる。

更に3つ目は、他クラブのファンを巻き込むので数が多くなるから、いろんな企画を思いついた時に実行に移しやすくなる。(実際にユベ議室では多くの企画を打ち出している)

参加人数が多ければ、注目度が上がったり信用度が増したりする。特に有料制ともなればなかなか踏み出せない人も多いと思う。この理由は「入って損をしないか」や「本当に大丈夫なサイトなのだろろうか」という恐怖心がある。その恐怖心を和らげるのに数の信用度というのはものすごく効果的だ。

さらに全体の信用度を上げることによって、今ユベ議室を知っているけど二の足を踏んでる人も動いてくれるのではないかと思う。そして信用度や注目度が上がることによって、例えば有名な解説者さんや元サッカー選手などにオンラインライブ等のお声がけをした時に実現しやすくなると思う。

 

 

もちろん幾つかのルールは設けないといけないと思う。ユベントスのファンコミュニティーに参加している人がコメントできるのは、ユベントスのコミュニティーとアプリ全体の記事だけで、それ以外のコミュニティーに関しては見ることと‘’イイネ‘’ぐらいはできるがコメントをすることはできないとか。

 

難しい面ももちろんあると思うが、楽しみな面がとても多いと思う。

最初に言ったようにこれは完全な僕の妄想である。

でもこういう未来になったら面白いなとも思いながら、日々ユベ議室に足を運んでいる。

(了)

 


【編集長ミツより😎】

最後は壮大なお題が挙がりましたが(汗)、現在のユベ議室の動きを目にしているnayumoさんだからこそ、「この先には」と言う期待感を持って頂いているのだと感じています。

ユベ議室の行く末を見守って頂ける方が一人でも増えると嬉しいです。

[convi]