ラキティッチがバルセロナを離れる事は確実?そこにユベントスは…



 

今冬のマーケットでの「ユベントス行き」が噂されていたラキティッチですが、ここに来て「バルセロナへの不満が爆発」からの移籍確実のような雰囲気になって来ております。

 

まずは『不満爆発子ちゃん』である事が判明したGoal.comの記事を抜粋。

なぜ出場機会が減ったのか、説明は何もなかった。話をする人からも具体的なことは伝えられなかったんだよ。みんなから言われるのは、フットボールではこういったことが起こるというものだったが、それじゃ理解することはできない。何より心を痛めたのは、自分がプレーするしないではなく、そのやり方だった。

昨季の僕は、ここで過ごす6シーズンの中でも最高のパフォーマンスを見せた。だからこそ、やり方が気に入らなかった。いつだってチーム、チームメート、クラブがうまくいくことを願っているから受け入れはするけど、ただチームが収める結果は良くなくて、それなのに僕は戦力に数えられなかった。それは本当に心を痛めることだった。

もし、彼ら(バルセロナ)が僕を他チームに移籍させたかったのなら、直接的に僕に言えばいいはずだ。一つの考えがあり、でもそれが機能しなかったとして、僕はいつも戦力に加えられることを示してきたはずだ。

僕はチームメート、監督にとって恩恵となるプレーを見せてきた。いつだって戦力に数えられることを示してきたはずなんだ。もし、そんな(自身がトレード要員であったとの)理由で出場機会が減ったならば、やっぱり心が痛いよ。

 

少し前のナスJ男くんを思い出させますが、選手としてはやはり「出場できない」と言う事実に、「十分な説明がない」と言う事で怒りが爆発するようですね。そう言う部分で言えば、「出場できない」に加えて「最終節に出場して失点が義務付けられる」、「毎シーズン背番号を変える」と言う条件を涼しい顔で受け入れるピンちゃんと言う選手は、本当に「漢の中の漢」だと再認識しました。

 

 

そしてこの報を受ける形で(受けるのはピンちゃんじゃなくてラキティッチのニュースね)、Mundo Deportivoは「ユベントスが獲得になり出すのではないか」的な感じで取り上げており、ここから一気に話が加速する可能性はあります。

そこで問題となるのは「移籍金」と「年齢」で、移籍金に関しては恐らく2000万ユーロ程度だと予想されますが、もしユーべが動くのであれば現金による獲得ではなく、「ゴロラーマンとのトレードが現実的なのかな」と感じております。そしてもうひとつ話題に挙がる「年齢」の方が個人的には引っ掛かる所で、1988年生まれのラキティッチは現在32歳。長い目で見ると少々リスキーではあるものの、もし1~2年であれば十分に戦力になりえるスキルと経験を持ち合わせており、判断に非常に困る所だとも思います。ただ「ゴロラーマンとのトレード」となると疑問符が付いちゃいますかね。

 

 

何にしても来シーズンの中盤の構成を山ちゃんがどう考えているか、がポイントでしょうか。今シーズンはアゴイチを封じられた時の打開策がナッシングだった為に苦戦を強いられる試合も出てきていますが、そこにもうひとつ起点となる選手がいればバッチグーでしょうし、その選手がラキティッチほどの高いスキルの持ち主ならば、不安は少ないとも予想できます。

 

 

取り合えずゴロラーマンとの交換の話はいったん考えないとして、例えば3ボランチの並びを

こんな風にして、右サイドバックに攻撃力のある選手を配置できたらかなり機能しそうな気はしますね。そうすれば、中盤でボールを回している間に両サイドバックが上がって行って、そこにスルーパスが出たり、後方のポーマンから得意のミドルパスが放たれたりして、攻撃にバラエティが出そうですが。

 

とにかく、「中盤にもうひとりスキルフルな選手が欲しいなぁ」と思う今日この頃です。

 

 

 

我々もあなたがミランに家出して、そして素知らぬ顔で戻って来た時は信じられなかったですよ…。