スペインメディア:「ロナウドは2020年の夏にユーべを去る」



スペインメディア:「ロナウドは2020年の夏にユーべを去る」

スペインのDiario Golがロナウドの去就について、このように伝えております。

ロナウドは2020年の夏にユベントスを去る事になり、ポルトガル人アタッカーにはフランスのPSG、古巣のマンチェスター・ユナイテッドとスポルティング・リスボンが獲得に乗り出すだろう。

 


 

恐らくこの記事を目にしたユベンティーニの多くは「飛ばしでしょ」と思うでしょうが、個人的にはこの記事の信憑性はいったん棚に置いて、「その可能性自体はゼロではない」と感じております。

 

その根拠として2つ挙げられるのですが、まずは来年夏には35を数える年齢。

実は年末に2シーズン前のレアル対ユーベの試合を見直したのですが、その時と今でロナウドのプレーを比べると、キレに関しては明らかに当時の方が上だと感じ取れます(プレースタイルが変わっている事もありますが)。やはりロナウドと言えども年齢に勝ち続ける事は不可能であり、その部分に対してチームのみならず本人も何かしらストレスを感じる時期が来るのではないかと予想しています。そのタイミングで双方にとってポジティブなオファーが届けば、それに対して「Yes」と答える可能性はありますし、もしそれが『古巣から』であれば尚更です。

 

次にユベントスがレアルから獲得した際に費やした1億1700万ユーロを超えると言われる移籍金を、回収に掛かる可能性も否めません。ただし、それには「支払い能力があるチーム」が獲得に名乗りを挙げる必要があり、現在名前が挙がっている中では必然的に『パリ・サンジェルマン』と言う事になるでしょう。

そして、かつてジダンをレアルに売却したように、ユベントスと言うチームは良くも悪くもそう言うチームである事も忘れてはなりません。

※ジダンがレアルに移籍した際の移籍金は「7350万ユーロ」。当時では破格の金額だった。

 

今回はあえてこの記事を取り上げさせて頂いたのですが、これは決して「ロナウドに移籍して欲しい」と言うものではなく、「ユベントスと言うチームを考えると、この手の記事も一笑する事はできない」と言う部分も含めてのものとなります。

もちろんロナウドがユベントスで引退を飾ってくれれば最高ですが、しかしこれまで『クラブのレジェンド』と言われた選手でさえも、終着点がユベントスにならなかったケースがある事は、ファンならば思い浮かべる所です。

 

とは言え、誰が何と言おうと、何を予測しようとロナウドが現在ユベントスの選手である事は間違いなく、そしてロナウドがユベントスに来てくれたのは‘’チャンピオンズリーグ制覇‘’の為であります。

ロナウドが輝き、そして5月にはチームが悲願のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げている事を大きな大きな楽しみに、2020年を迎えるとしましょう!