元ミラン監督サッキ「ユベントスは台本のない映画のように見える。攻撃はカウンターアタック一辺倒に…」
【編集長ミツひと言】
「ゾーンプレス」を武器に、ミランで一時代を築いたアリーゴ・サッキ。
すでに監督業からは引退する年齢(77歳)でありますが、Gazzettaにコラムを掲載しているとは、いまだにカルチョ界において影響力を持ち続けている事が分かります。
そのサッキが色々と言っている中で、結局のところ何を伝えたいかというと「チームとして方向性が見えない」ってことだと編集長は読み取っています。
確かに今シーズンのユベントスは「守備的」と揶揄されるものの、直近の試合では失点を繰り返していますし、そして攻撃については各自のインスピレーションによる所が大きく、チームとしては形がない。
また、インテル戦での敗戦が不調とトンネルに入るキッカケとなったことは間違いなく、しかしそこから抜け出す術も持っておらず。
まぁ、いまのユベントスの戦い振りを見れば、何を言われても仕方ないと言えるでしょう。
今シーズンも残り9試合となり、もはやここからチームのスタイルを確立させるのはナンセンスともいえるタイミングを迎えていますが、振り返ればボローニャがいて、ローマがいて、4位入りにも黄色信号が灯っていて。
しかしそんな時こそ炸裂するのがヒロシの変態采配。
・ガッツさんのトップ配置
・オジーロのボランチ再爆誕
・ユッティの先発起用
など、周囲があっと驚く為五郎な采配に期待したいと思います。