現地ジャーナリストのアッレグリに対する意見も二分!ロカテッリは移籍金に見合った働きを…



 

 

 

 

【JuveFC.com】

イタリアのジャーナリストであるイヴァン・ザッツァローニとリッカルド・トレヴィサーニは、ユベントスの状況を分析する際に異なる見解を持っています。

ビアンコネリは現在、結果が悪化している苦しい時期に直面しています。

昨日、彼らは後半にアタランタに対して一度は逆転させることに成功しましたが、その後5分でリードを失いました。

その試合は2-2の引き分けに終わり、ミランがセリエAの順位表でユベントスを追い越しました。

その後、ザッツァローニとトレヴィサーニはクラブの現在の危機について異なる意見を述べました。

Corriere dello Sportの編集長は、チームのクオリティの不足を指摘しましたが、トレヴィサーニはマックス・アッレグリが自分の選手から最善を引き出せていないと主張しています。

トレヴィサーニは、特にフェデリコ・キエーザとケナン・ユルディズを同時起用した攻撃的なトリデンテを拒否したことについて、アッレグリ監督の選択に不満を述べました。

「トリデンテ?彼らは3試合でわずか17分しか一緒にプレーしていません。素晴らしい平均値が出ることになるでしょう。」と、トレヴィサーニはIlBianconeroで取り上げられたように、皮肉を交えて述べました。

「ユルディスはまだ子供で、彼はメッシではありません。」とザッツァローニはユルディスがまだ絶対的な存在ではないと指摘し、それに対してトレヴィサーニは「ユルディスは他の監督の下で経験を積み、5年後にどのような選手に成長するかを見てみたい」と返しました。

その後、2人の専門家はマヌエル・ロカテッリについて議論しました。彼はアタランタ戦で期待外れのパフォーマンスを見せました。

「ロカテッリの価値は3800万ユーロであり、クラブの誰かが彼を選びました。それは幹部と監督の選択であり、現在は支払った移籍金の代償を痛感しているはずです。

今日のアタランタ戦において彼の価値は2000万ユーロで、一方、コープマイネルスの価値は5000万ユーロです。それは誰の責任か?監督の責任で間違いありません。」と、トレヴィサーニは主張しました。

しかし、ザッツァローニはアッレグリの仕事を擁護し、他の例を挙げました。

「ロカテッリの成功に移籍金額は何か関係あるのか? マッケニーにはどれだけ価値があるのか? カンビアーゾ、イリング、ミリクはどうですか?」

「ガスペリーニが誰でも改善すると言うなら、なぜ彼はスカマッカを改善しないのか?」

「アタランタでのガスペリーニの8年間のサイクルについて話しているなら、ユベントスでのアッレグリの8年間を無視することはできません。」

「監督を評価する際は注意しなくてはなりません。大きなクラブと小さなクラブの間ではプレッシャーが異なります。先日、チアゴ・モッタがザークツィを外しましたが、それについて言及しているメディアを私は一度も見ていません。」

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

現地では色々な声が挙がっているようで、それこそファンの間でも「親アッレグリ派」「反アッレグリ派」「心の底からアッレグリがハゲだと思っている派」と分かれている模様(最後のは編集長1人の可能性あり)。

そして、ジャーナリストの方々それぞれが持論を展開するのは仕事柄を考えても当然のことでありますが、それもこれも原因はユベントスが勝てないからであり、もし内容が悪かろうが勝ち点を積み重ねていれば、こんな報道も取り上げられなかったはずです。

 

 

ただ、落とした勝ち点は返ってこないし、後ろを振り返っても仕方ない。

まだ10試合も残っているので、そこでひとつでも多く勝ち点を積み上げて、ひとつでも上に順位を上げるだけ。

ユベントスに出来るのはそれだけですし、それが今できることの全てであり、プロのクラブとしてしなくてはならない全てです。

そして残り10試合となったところで、このピンチを救わないべく、チームの救世主とならないべく、あのゆとりが帰ってきます。

それを機に、またチームのエンジンをブンブンブブブンとかけて頂きたいと願います。