【Topics】サンドロ:「ボクたちには強力なアタッカーがついている」



ボローニャ戦で存在感を示したケンちゃん。

今シーズン限りでユベントスとの契約が満了となる事から、その動向に注目が集まっておりますが、ボローニャ戦後に現地のインタビューに答えていたので、その一部をご紹介させて頂きます。

 

 

サンドロ

今週は試合に向けて素晴らしいメンタリティで過ごす事が出来ました。

勝ち点3を手にしなくてはならない試合において、チームで戦えた事が結果に繋がったと思います。

 

現時点ではシンプルに、その中で時にリスクを冒す必要があります。

我々には強力なツートップが付いているので、目をつぶってクロスを入れても、彼らなら何とかしてくれるはずです。

 

契約更新について?それはユベントス次第です。

 

ユベントス所属も8シーズン目を迎えて、いまや「左サイドの顔」ともなっているケンちゃん。

ここ数シーズンはなかなか存在感を示す事が出来ずに、ボチボチと移籍話が持ち上がってはいるものの、しかしボローニャ戦では左サイドで安定感あるプレーを披露。

31歳を迎え、むしろ落ち着きを取り戻して来ているようにも感じます。

 

 

 

 

しかし契約更新となると話は別で、現在ケンちゃんが手にしている500万ユーロの年俸提示をユベントスがするとは思えず。

となると、ケンちゃんが減俸を受け入れるか、はたまたユベントスが契約延長自体を打診しないか、と言う選択肢になりますが、今のところ左サイドの新陳代謝が進んでいないのが現状。

若手ではチャラ男がフランクフルトに、カンビアーゾはボローニャにレンタルで出されておりますが、「青春片道切符」となる事は否定できず。

そして今シーズン、左サイドバックを任される事があるユッティごときや、41歳で蟹座のオジーロにしても、もはやベテランと呼ばれる域に入る選手。

なかなか先が見えていない状況です。

 

 

 

 

そんな中で、ユベントスが1年〜2年の期間でケンちゃんとの契約延長を交わし、後釜の発掘や育成に時間を費やすのもアリっちゃーアリ。

編集長としても「今シーズン、愛称を"ケンさん"から"ケンちゃん"にマイナーチェンジしたのに、全く活かしきれていない」と言うジレンマもあるので、あと1年チャンスーを頂ければ、また違った角度から攻める事が出来るんじゃないかと考えている次第です。

 

 

 

 

ちなみに「ケンちゃん」って聞くと「チャコちゃん」て連想するのですが、たぶんこれが分かる毒者は2%くらいじゃないでしょうか。

もしその2%の中に入った方がいればおめでとうございます。正真正銘のオッサンとオバ…、いやオールドユベンティーニであると言えるでしょう!