【最後にこの言葉を伝えたい】2021-22シーズン第38節 vs フィオレンティーナ戦 マッチレビュー



フィオレンティーナ 2-0 ユベントス

 


 

辞書で『神の手』と引けば「マラドーナ」、『ゆとり』と引けば「デ・シリオ」、『イケメン』と引けば「編集長ミツ」と出てくるのは世界の常識ですが、今度からは『ぐだぐだ』と引けば「ユベントス」ってなるかもしれませんね。それくらい『ぐだぐだ of ぐだぐだ』な試合内容でしたが、「アウェイで順位も変わらず」となれば、しゃーない部分があるのも事実。

来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得を決めた後、「残り試合は来シーズンに向けて!」なんて息巻いていた自分とポヌッチの頬を、3往復くらい引っ叩いてやりたいくらい恥ずかしいです。えぇ、ポヌッチ選手におかれましては、「来シーズンのキャプテン最有力候補風味」と言う事で、今回は一緒に引っ叩かれるべく選手として名前を挙げさせて頂きました。連帯責任的なものですね。仕方なし。

 

 

えっと、試合内容には触れた方が良いのでしょうか。まぁ、折角なんで少しだけ振り返らせて頂きますと、システムは3-5-2。中盤は「ツーボランチ+オフェンシブ3枚」ではなく、5枚をベタッと横に並べた陣形。キュンがビルドアップに加担するべく所々で降りてきたので、実質3-6-1的な感じになる時間帯があったのですが、何にしてもゲームを作る事は出来ずに、パタパタママのうちに試合終了。終わってみればポゼッションは「ユベントス33%」に対して「フィオレンティーナ67%」。ぶっちゃけ、フィオレンティーナの方が良いサッカー見せてました。

 

この試合がユベントスでのラストマッチとなるキュンとロボについて、キュンは全く見せ場も濡れ場も作る事が出来なかったのですが、前節のラツィオ戦で気持ちがキレちゃったのかもしれません。徳光さんも顔負けの号泣ボーイでしたから。

逆に前半のみの出場となったロボは、「ロボらしさ全開」でユベントスでのキャリアを締め括ってくれました。申し合わせたようなオイル漏れ(feat.ピョンテク)には、談合の臭いすら感じたものの、最後までロボはロボでございました。今シーズン終了後は「引退かMLSか」と言われておりますが、アメリカのサッカーファンに「イタリア製サッカー選手型ロボットの凄さ」を見せ付けて欲しいと願います。

 

 

このままだと「最終節までアホな事を言ってる」って思われかねないので少し真面目な事を書きますと、ミレッティが引き続き良かったですね。って優香、「ユベントスの中でボール捌きが1番上手いのってミレッティじゃね?」、って優香、「来シーズンもユベントスに残した方がいいんじゃね?」って思っています。

まずはディフェンスラインがボールを持った時に積極的に顔を出す姿勢がいいですし、何と言ってもボールを受けた後のプレーが速い。たぶん視野が広いのと、止める蹴るの基礎スキルが圧倒的に高いんだと思います。「えっ、そうかなー?」て思った方はユッティのプレーと比べてみて下さい。超絶圧倒的だと分かりますので。

 

 

まぁ、あとはロカテッリやフトシも安定していたんですけど、やっぱり最終節はこの男、いやこの漢に触れない訳には行かないでしょう。

 

 

カルロ・ピンちゃん(41歳)

 

 

後半頭から出場機会が与えられると、まさかのビッグセーブもあり無失点の時間が続く事に。しかし、ファンから「今シーズンは無失点だ…」との溜息が届いた後半ロスタイム。まさかのポヌッチのPK献上により見せ場を与えられる事に。

すると、キッカーのゴンサレスの逆をつく動きで見事に失点。ほとんどのファンが諦めていた中、PKとは言えしっかりと期待に応えたピンちゃん。「これで2021-22シーズンを締めくくる事が出来る」と口にしていたファンも少なくなく、改めてピンちゃんの偉大さを知らされる事になりました。

まぁ、最後の何試合かはグダグダではありましたが、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得し、そして今シーズンもピンちゃんで締める事が出来たので、「最終的にはチャンチャンだな」て思い込ませるようにしています。

 

そんなこんなで、色々あった2021-22シーズン。これにて一件落着なーりーーー!

 

 

 

 

つーことで4位!

 

なんだかんだあったけど4位!

 

2年連続の4位!

 

 

 

そんで最終的に何をお伝えしたいかと言いますと

 

「そんな時期もある、人間だもの」

 

でございます!

 

 

 

来シーズンは必ずスクデットを取り返す!

 

 

Forza&Grazie Juve!