【ディバラのゴールはアッパレだった！】2021-22シーズン第36節 vs ジェノア戦 マッチレビュー
ジェノア 2-1 ユベントス
前節終了時点で今シーズンの4位以内を決めたユベントス。その直後なだけに「少し緩い試合になるんじゃないかなー」と若干の不安を抱えながらの観戦になりましたが、予想通りと言うかなんちゅーか本中華分かりませんが、試合終了間際に2失点を喫してまさかの逆転負け。試合内容が決して悪かった訳ではないだけに「なんだかなー（阿藤快風に）な幕切れとなりました。
システムはキュンを右ワイドに配置した4-3-3で臨みましたが、なかなかボールが良く回ったと思います。
ポインツは中盤3枚＋キュンでしょうか。このジェノア戦では2試合連続スタメン出場となった期待の下膨れ、じゃなくって期待の新星ミレッティが右のインサイドハーフを任され、その逆にはラビ彦。そしてアンカーにカリメロが入り、この3人にキュンを加えた4人でボールをテンポ良く回していました。とくに下膨レッティに関しては、「可愛いふりしてあの子、割とやるもんだねと」と言われてもおかしくないプレーを披露。前節のベネツィア戦ではアンカーに入りボールを散らせる事を証明しましたが、今節ジェノア戦ではインサイドハーフとしてボールを運ぶ能力がある事も見せてくれました。
来シーズンに関しては「セリエBのチームにレンタルして経験を積ませる」なんて噂も挙がっているものの、個人的には「経験を積ませるべきはユッティ。ミレッティはトップチームに帯同させて欲しい」と思っています。ちなみに、昨日アップしたユベらじで「ミレッティは経験を積ませる為に、プロビンチアにレンタルに出すべき」と豪語していた事はナイショの方向で。
そんで良いリズムの中から後半3分にキュンが先制点を挙げる訳ですが、右のクアマンが入れたクロスのこぼれを左のアラレが拾い、そのパスを受けた右ワイドのキュンが右足でゴールと、うまーくジェノア守備陣を左右に振ってスペースを作った上でのゴール。恐らく細江さんも「アッパレだよ！」と少しキレ気味に称賛してくれるに違いありません（詳しくはサカキンYouTubeの『月刊御意見番』を見てね）。
攻撃陣ではキンタも前線で起点となっていましたし、アラレも「ゴールまであと一歩」て所まで迫りましたし、アラレも「ゴールまであと一歩」て所まで迫りましたし、アラレも…、アラレも……
決めてくれーーー！
いやー、チャンスーで言えば恐らく4回か5回、超絶決定機で言えば2回はありましたが、そのいずれも決める事が出来ず。確かにユッティのテッテレがあったものの、確かにユッティでテッテリスタとなったものの（この試合のハイライトなので、同じ意味合いの事ですが表現を変えて2度言いました）、アラレがどれかひとつでも決めていれば試合結果は違ったものになっていたかもしれません。
まぁ「たら、れば」ですし、「これが今シーズンのキーン」と言ってしまえばそれまでなのですが、ジェノア戦では随所に好プレーも見せており、本当に「あと一歩」て所まで来ていたので、吉本新喜劇的に言えば「なんでやねん！」、スクールウォーズの森田的に言えば「悔しいです！」、波田陽区的に言えば「残念！」でなりません。来シーズンに向けてアラレの周辺も騒がしくなって来ておりますので、コッパ決勝を含めた今シーズンの残り3試合で、少しでも「キーーーーンちゃ！」なプレーを見せて欲しいと願います。
守備についてはポヌッチと揉太郎と言う「カバーリンクタイプ」のセンターバックが並んだので少し不安はあったものの、両選手が積極的に前にチャレンジする事で、うまくバイタルエリアを消していました。特に揉太郎については、ファールになったシーンはありましたが、相手に身体をぶつけながら揉んでおり、ロボの退団が濃厚となってくる中で、引き続き「世界ナンバーワン第4センターバック」として、持っている力を披露してくれたと感じています。
まぁ、守備面については最終的に「ユッティ劇場」ではあったものの、しかし人生が「生きているだけで儲けもん」であるのと同じように、ユッティについても「出場しただけで儲けもん」。そして我々ユベンティーニとしても最終的には「動くユッティを見れてラッキーだったね」くらいに構えていれば、ストレスも少なく過ごす事が出来るんじゃないかと思います。
まとめ
内容はそんなに悪くなかったので（ユッティ除く）、来週行われるコッパ・イタリア決勝に関しては不安はありません（ユッティは出場停止）。まぁ、大丈夫っしょ！
兎にも角にもこのメンバーで戦う事が出来るのも残り3試合。悔いが残らぬよう、我々サポーターも精いっぱいおっぱい声援を送りましょう！
って事で、次は勝ってコッパ連覇だ！
Forza Juve！