【みんなで決めたゴールなんだ!】2021-22シーズン第35節 vs ベネツィア戦 マッチレビュー



ユベントス 2-1 ベネツィア

【得点者】言いたくない

 


 

 

 

ハッピバースデー・トゥ・ユー

 

 

 

ハッピバースデー・トゥ・ユー

 

 

 

ハッピバースデー・ディア…

 

 

 

ディア…

 

 

ディア……

 

 

 

 

カルロス・サンターナー

 

 

 

ハッピバースデー・トゥ・ユー

 

という事で、どうしても某選手の名前を言いたくないが為に、なんとか探しました5月1日生まれのサッカー選手を。カルロス・サンターナに辿り着かなければ「本上まなみ」で落ち着く所でしたが、さすがに本格派サッカーサイトとして、いくらキレイドコロとは言え本上まなみを取りあげるには少々抵抗のあったのも事実。そこにサンターナがカルロスってくれて助かりました!

 

 

そんなこんなでチャンピオンズリーグ出場権まで「勝ち点4」と迫ったユベントス。要塞アリアンツ・スタジアムにセリエA最下位に沈むベネツィアを迎えての一戦となりましたが、いやー苦戦しました。

ユベントス初スタメンとなるミレッティをボランチに据えた4-4-2で臨んだものの、そのミレッティ以外にはなかなか見せ場を作る事ができずに、ほとんどの攻撃が単調に。いつもどーりにショートカウンター主体のサッカーで、いつもどーりに詰まったらバックパスして、いつもどーりにパスが各駅停車で。

セットプレーから先制点を奪ったものの、ポゼッション率もほぼ五分五分でしたし、実際にチンピーなシーンもあり。たぶん見ていたファンも、「先制はしたけど、これいつものやつですよね?」って思いながら見ていたと思います。

 

 

そんな試合展開の中で、後半26分にベネツィアのアラムにスーペルなゴールを決められる訳ですが、まぁ、あの試合展開なら当然っちゃー当然。ただ、その後に下を向く事なくひとつギアを上げたのが良かったですね。いや、ぶっちゃけ「それまでがロー・ギアだった」ってのもあるんですが、さすがに選手も「こりゃヤバい」って思ったんでしょう。

そんな中で頼りになるのは漢・オジーロでしたね。ミレッティのコーナーキックに気合と根性で合わせて、見事なアシストを記録。いやー、とにかく気持ちで競り勝ったヘディングは、見ている方としても震えました。

 

そして順番が逆になりましたが、実はユベントスの先制点もプレスキックから。少し深い位置からミレッティが蹴ったフリーキックをフトシがヘディングで落としてアシスト。もはや「ミレッティとデ・リフトの得点」と言っても過言ではないくらいに見事なプレーでした。

まずは「ミレッティのプレスキック」、そして「フトシとオジーロのヘディング」、この二つがあってこその2ゴールな訳ですが、改めて「サッカーは全員の力が合わさってこそ」と言う事を感じた試合でした。

 

 

いやね、冒頭はちょっとキツ目の事を書いたんですけど、結局のところ何をお伝えしたいかと言いますと、「勝てば官軍」って事と「勝利は得点者だけではない、全員の力で奪うものだ」って事なんですよね。

ほら、たまーーーにですがいるじゃないですが、「オレひとりの力で得点したぞー」って派手なクルクルパフォーマンスとかする選手が、派手なクルクルパフォーマンスとかする坊主が(大事な事なので、人物を特定できない程度にぼやかして2度言いました)。でも、それって違うと思うんですよね。今日の試合だって、あの嫌な流れの中でみんなで気持ちを切り替えて、そして前掛になった上で決勝点を挙げた訳ですから、これは「みんなの得点」。「誰の得点」でもなく「みんなの得点」。それでいいじゃないですか。いや、むしろそうあるべきなんですよ、サッカーと言うスポーツは。

 

 

もう、シーズンも終盤。今のユベントスに大切なのは、兎にも角にも一日も早く4位以内を決める事であり、確かに内容的にはイマイチだったものの、しかしこれで最低限の目標となる4位以内までは残り勝ち点1。今週末のジェノア戦を引き分け以上で、まずは4位以内が決まる事になります。

しつこいようですが「誰が点を取った」とか、そんな小さな事に触れている場合ではありません。我々ティフォージも「勝ち点3を手にした」「4位以内に勝ち点1となった」と言う事で、まずは結果を喜びたいと思います。

 

 

って事で、次はキンタのゴールで勝ってCL出場権を決めるぜ!

 

 

Forza Juve!

 

※この記事を書いた後に、他チームの結果によりCL出場権獲得が決まっていました!いぇい!