【セリエクラスタは絶対見ないで!】ユベントスを丸裸にします~サイドバック編~
前回アップした「センターバック編」をそこそこご覧頂けたので、続いて「サイドバック編」をアップします。ユベントスの中では比較的「駒が揃っていないポジション」になのですが、なぜか補強を進めないんですよね。。。
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ユベントスのサイドバック陣で一番攻撃的なのがクアドラード。
ユベンティーニ以外の中には「えっ、クアドラードってウィングじゃね?」って思う方がいるかもしれませんが、2019-20シーズンにサッリが監督に就任した際、サイドバックがいなくて二進も三進も(にっちもさっちも)行かない状況下において、このクアドラードをサイドバックに本格コンバートする事で何とか乗り切りました。そこからサイドバックとウィングの併用が続いていますが、今ではユベントス公式が帯同メンバーを発表する際にも「ディフェンス欄」で紹介していますし、実際にサイドバックで出場する機会の方が圧倒的に多くなっています。
当初はディフェンス面で不安が大きかったものの、2シーズンまるまるサイドバックでプレーした事でそれも一掃。今では攻守において安定したプレーを披露しており、アッレグリ政権下において「右サイドバックのファーストチョイス」に。特にキレのあるドリブルと意外性のあるシュートで攻撃にアクセント与えるので、対戦した際には「要注意」なのですが、ことシュートについてはキーパーとの1対1と言ったイージーなものは外すのに、角度のない所からメチャクチャ難しいものを決めたりするので、いかなる時も諦めずに、そして油断しないように気を付けて下さい。
そのクアドラードは右専門なのですが、左サイドバックを専門にしているのがブラジル代表のアレックス・サンドロと、成長著しい若手のペッレグリーニ。
サンドロに関してはユベントス在籍7シーズン目を迎えるので、セリエクラスタの中でもご存知の方も多いとは思いますが、年齢も30を数えて最近はやや低調なパフォーマンスが続いており、ぼちぼちと「世代交代」の文字もチラ付いて来ております。
そしてその世代交代を進めるべく存在感を示して来ているのがペッレグリーニ。
2019-20シーズン開幕前にローマから完全移籍で獲得するも、その後はカリアリ(2020-21)、ジェノア(2021-22)でレンタルでプレー。迎えた今シーズンも経験値を積む為に再度レンタルの話が浮上しましたが、ペッレグリーニ自身が残留を希望。開幕当初はベンチを温める機会が多かったものの、その後は徐々に出場機会も増えて来ており、各国代表選手が名を連ねるユベントスサイドバック陣とレギュラー争いを演じております。
まだまだ足りない部分があるのは事実ですが、年齢もまだ22歳。先日行われたイタリア代表合宿にも招集されておりますし、近い将来ユベントスでレギュラーを獲るかもしれません。ちなみに可愛い顔してハートは熱く、試合中に相手選手と小競り合いを起こすシーンもちらほらと。しかし、そんな闘志あふれる姿でユベンティーニの心を掴みつつあるのも事実です。
クアドラードが右専門、サンドロとペッレグリーニが左専門でありながら、右も左もこなす事ができるのがダニーロとデ・シリオのふたり。
ダニーロについては派手さはないものの、堅実なプレーと気持ちのこもったプレーが信条。また、今回は「サイドバック」で紹介しましたがセンターバックも、更にはボランチもこなすユーティリティ性を持ち合わせており、DAZN解説でお馴染みの林陵平さんにして「一回に一台ダニーロ」と言わしめた程。とにかくどのポジションでもソツなくこなしてしまうので、監督としては有難い存在に違いありません。
ちなみに最近では髭もたくわえてすっかり風格が出て参りましたが、年齢はまだ30歳(嘘じゃないです)。これからディフェンダーとして最も脂の乗った時期を過ごすと考えられます。
そして最後に名前を挙げるのは「アッレグリの秘蔵っ子」と言われるデ・シリオ。
2017-18シーズン開幕に合わせてアッレグリがミランから呼び寄せたものの、度重なる怪我と覇気のないプレーでユベンティーニからの信頼を失い、ついに2020-21シーズンはレンタルでリヨンに出される事に。しかし、フランスでの経験が活きたのか、ユベントスに戻って来た今シーズンはこれまでに見た事の無い安定したプレーを披露しており、イタリア代表に生意気にも復帰。29歳にして再ブレークを果たしております。
とは言え、決してディフェンスの強度は高くはなく、また闘志を前面に出してプレーするタイプでもないので、ぶっちゃけ狙うならここです。フィジカル系のアタッカーをぶつけてくれば吹き飛ばせるでしょうし、スピード系のウィンガーをぶつけてくればチギれると思います。それでも顔色一つ変えずにプレーするのがデ・シリオの魅力でもあるのでその辺も要チェキらです。
このデ・シリオは編集長一番のお気に入りで、その理由は「ダメな子ほどかわいい親心」になり、ダメなプレーを見る度に愛情が深まり、今ではすっかり「デ・シリオ沼」にハマっております。それだけダメなプレーが多いと言う証拠でもあるのですが。
ちなみに背中に「De Sciglio」と入ったユニフォームを4枚所持しており(ミラン時代1枚、リヨン時代1枚、ユベントス時代2枚)、日本でも有数のデシリスタだと自負しているのですが、お恥ずかしいのでこの情報は広めないで下さい。
まとめ
最後にユベントスサイドバック陣についてまとめます。
- クアドラードは意外性を持ち合わせている。
- サンドロは少しパフォーマンスが低下。
- ペッレグリーニは「可愛い振りしてあの子、割とやるもんだね」な一面を持ち合わせている。
- ダニーロは40歳オーバーに見えるけどまだ30歳(ただし年齢詐称の可能性もあり)。
- デ・シリオは色んな意味で要チェック。
少し前までは「サイドバックがユベントスの一番の泣き所」とも言われましたが、今シーズンはぼちぼちと安定している気がします。それもこれも「デ・シリオ、怪我で戦線離脱」の報で一蹴される可能性がありますが。
じゃ、そんなこんなで、セリエクラスタはこの情報は内に秘めておいて下さいね。ナイショだよ。
ボランチ編につづく。。。かな???
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(記事終わり)
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