【しつこくスパーズサポーター必読】ベンタンクールの取り扱い説明書

えぇ、少し前にアップした『クルゼフスキの取り扱い説明書』って記事に対する、スパーズサポからの反響が凄かったんですよ(その節は拡散頂き有難うございました。今後プレミアではスパーズを圧倒的に応援させて頂きます)。ぶっちゃけユベンティーニであれば「編集長、またバカな事を書いてるなー」て分かってくれるので大丈夫だったんですが、今回は海を超えてプレミア・リーグじゃないですか。スパーズサポの方にめちゃdisられるんじゃないかと心配だったのですが、むしろ一緒になって喜んでる頂く事に。

つきましては「この波に乗り乗りジョニーしようぜ!」って事で、今回は同じくスパーズに移籍したロドリゴ・ベンタンクールを紹介させて頂きます。決して『二匹目のドジョウ』を狙っている訳ではない事を、決して『二匹目のドジョウ』を狙っている訳ではない事を(大切な事なので2度言いました)先にお伝えさせて頂きたいと存じます。

 

 

 

Rodrigo Bentancur

ベンタンクールは1997年6月25日生まれの24歳で、国籍はウルグアイ。2018ロシアワールドカップの代表メンバーにも選出され、全5試合に出場。アルゼンチン代表監督歴のあるビエルサが「ウルグアイのピルロ」と表現したとも言われております。

ユース時代はアルゼンチンのボカで過ごし、2015年に若干17歳でトップデビュー。そのままボカで2年を過ごした後、2017-18シーズン開幕前にユベントスに加入。当時年齢は20歳で、当時からいっぱしのカリアゲを見せていた事を覚えています。

このベンタンクール獲得には裏があるようで、伝えられている所ですと、2015年にテベスがユベントスからボカに移籍した際にユベントスは『ベンタンクールの優先交渉権』を条件に付けていた模様。年齢で言えば15歳か16歳くらいでしょうから、山本晋也監督が耳にしたら『スゴイデスネー』て言ったに違いありません。知らんけど。

 

 

転機

『ベンタンクールが世界に名を知らしめた』とまでは行かないでしょうが、ユベンティーニに認められるようになったのは、サッリ(赤提灯で飲んでそうなオッサンです。チェルシーの監督もやってたんでスパーズサポも知ってますよね?)が監督に就任した2019-20シーズン。それまで何シーズンもユベントスの攻撃のタクトを揮っていたピャニッチからポジションを奪うほどの活躍を見せ、一躍ユベントスの中心選手に成長。このシーズン終了後、ピャニッチをバルセロナに移籍する事ができたのも、「ベンタンクールの活躍があったからこそ」と言われております。

ハッキリではありませんが、この頃のベンタンクールには4000万ユーロとか5000万ユーロくらいのプライスタグが付いていたと覚えています(違ってたらゴメンだよ)。ユベントスに在籍した4年半の間で最も輝いていた時期かもしれません。

その翌シーズンはピルロの下でそこそこ起用されるも伸び悩み、大事なチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのポルト戦1stレグで見せた‘’GKスチェスニーへのスルーパス‘’は、「世界のユベンティーノの寿命を3日間、イチモツを3センチ短くした」とも言われたほど。しかも、自身のミスを取り返すべく2ndレグは累積で出場停止と言うオマケ付き。あの辺から少しフォームを崩していった感があります。

 

 

プレースタイル

みなさんが知りたいのはこの辺ですよね。余計な話が多くてすみませんだみつお。

ポジションで表すならば「ディフェンシブ・ハーフ」でしょうか。とにかく攻守の切り替えが速く、奪われたらファーストディフェンダーとして相手にプレスを掛けるシーンをよく目にします。まぁここ数シーズンは、ロナウドと言うジャイアンとディバラと言う王子様がいて、「2人とも守備が苦手だったのでそのカバーをしていた」って事も影響しているのですが。

その守備については耐久性が高いです。そんなにガタイが良い訳ではありませんが、大柄な相手にも臆する事なくガッツンガッツンと身体を当てに行きます。それが災いして早いタイミングでイエローカードをもらう事もあるのですが、それはご愛嬌。その辺はさすがプロですし、ユベントスの中でも「カードコレクター」として知られた存在。うまーく2枚目をもらわないようにプレーする術を持ち合わせております。ちなみにイエローカードに関して、昨シーズンは9枚、一昨シーズンは11枚をゲッツしているので、この部分については『安定感がある』と言っても過言ではないでしょう。まぁ、無駄な安定感ではありますが。

 

攻撃についても、サッリの酔っ払いがレジスタを任せたくらいなので、決して足元のスキルが低い訳ではありません。ただ、ボールをこねくり回したり、ドリブルで華麗に抜いたり、凄いスルーパスを出す事は出来ません。どちらかと言うと、当たり前のパスを当たり前に出すような選手です。いずれにしてもキンタマの「キ」、じゃなくってキホンの「キ」は出来ているのでご安心下さい。

 

 

ストロングポイント

守備の耐久性の高さとも少しリンクしてくるのですが、とにかく可動域が広いのが特徴。ついては4-3-3のアンカーとか任せると、えっさこいさえっさこいさと右に左に前に後ろに相手を潰しに出かけてしまうので、ウィークポイントになる可能性があります。恐らくコンテはインテル時代そのままに増毛し、そのままに3-5-2を採用しているようなので大丈夫だとは思いますが、ユベンティーニからしてみると『ダメ!ベンタンクールのアンカー!いなくなっちゃう!ゼッタイ!』でございます。

ただ、ゲームメイカー的な選手とツーボランチで組ませると、かなり力になると予想します。

 

 

総括

冒頭でも触れさせて頂きましたが、結構期待されていた選手ではあるもののここ数年は伸び悩んでいて、個人的には「守備と攻撃、どっちつかずになってきちゃったなー」て印象です。ただ、その部分については起用する監督が『守備なら守備』で役割りをハッキリさせてあげればいいのにな、とも思っていました。

 

月刊ユベントスでは2017-18の加入初年度からベンタンクールに『主任』と言う愛称を付けておりまして、それは「このまま係長、課長と昇進して行ってくれ」と言う期待の表れだったのですが、結局、主任は主任のままトリノを離れる事になりました。特に酔っ払いの下で存在感を示した2019-20の後に、係長昇進のチャンスは間違いなくあったのですが。

今後はイングランドの地でプレーする事になりますが、攻守の切り替えが速いプレミアのサッカーにベンタンクールが付いて行ける事は間違いありません。また、レフリーもセリエに比べるとあまり笛を吹かない傾向があるので、その部分もハードタックラーであるベンタンクールにとってはプラスに働くと思います。あとは、中盤の底でどれだけボールを散らす事が出来るかがポインツ。この間見た、シティ対チェルシーの一戦は‘’あの‘’チェルシーが中盤を支配される程でしたし、ベンタンクールはとにかくシンプルなプレーを心掛ける事が重要ではないかと。間違ってもロリスにスルーパスをお見舞いするような真似はしないよう、ファン皆さまも先に釘を刺しておく事をお勧めします。

 

残念ながらベンタンクールを「主任」のままで送り出す事になりましたが、年齢はまだ24歳。才能豊かな若手から計算できる中堅選手に成長を果たすべく、トッテナムは最適なチームだと考えております。

たまーに危なっかしいシーンもありますが、それを補う程の献身的なプレーを見せてくれます。その姿にスパーズサポーターは間違いなく満足してくれる事でしょう。

 

Rodrigo Bentancurと言う未完の大器を、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

カードには気を付けなさいよー

 

 

<最新のユベらじ>

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