Romeo Agresti:「ラムジーの言葉はバカげている」
Romeo Agresti
アーロン・ラムジーが発した言葉は余りにも「バカげている」と言わざるを得ません。彼はユベントスに敬意を払い、余計な事を発するべきではないでしょう。自分の評価を変えるのは自分でしなかないのです。私には彼の発言の意図が理解できません。
まず最初に、イタリアにおける影響力のあるジャーナリストであるRomeo Agrestiさんがプン怒している理由ですが、ウェールズ代表に合流しているラム兄の発言が発端になりますので、そちらを紹介させて頂きます。
アーロン・ラムジー
ウェールズ代表ではトレーニングにおける哲学と方法がユベントスとは異なります。代表では長きに渡り私のコンディションをケアしてくれるスタッフがいる事で、私は多くの試合に出場し、最大の力を発揮する事ができるのです。
私にとってピッチの上で多くの時間を過ごす事(=練習量を増やす事)は得策ではなく、リカバリの為に幾ばくかの休息が必要です。そしてそれは私にとって最も重要な事になります。
ハッキリとは口にしていませんが、逆説的な感じでユベントスの練習量や練習方法を否定していると捉えられてもおかしくなく、Romeo Agrestiさんのみならず、この記事を目にした一部のユベンティーニからもプンプン怒怒なコメントが届いている状況です。
では、改めて2019-20シーズン開幕前にユベントスに加入したラム兄が、どれくらい欠場しているかをチェキラしてみましょう。
- 2019-20:10試合
- 2020-21:10試合
この数字はTransferMarktが「怪我による欠場」と記録しているものになり、実際には「招集外」となっている中にも怪我の影響によるものがあると考えられます。何にしてもユベントス加入2シーズンにおいて、「大事な時に怪我で離脱しているイメージ」が残る事は確かです。
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そしてもしラム兄が「怪我の原因は過度なトレーニングにある」と考えているのであればそれは恐らく間違いなく、ユベントスで過ごす事でラム兄にとって大きな負担・負荷が寄せられている事に繋がります。しかし、それがイコール「ユベントスのトレーニングが激しすぎる」と言ったものに繋がるものではなく、ひいては「高給取りのラムジーが練習量の多さに不満を漏らすな」と責め立てるのも違うんじゃないかと編集長は考えます。
重ねてになりますが、ラム兄の身体の事はラム兄が一番分かっている訳で、日々のトレーニングに身体が悲鳴を上げている事は本人が一番感じているはず。かと言ってチームはラム兄ひとりの為にトレーニング量を減らしたり、トレーニングメニューを変更する事は非現実的。となると少しドライな話ではありますが、すでに報道にも出ている通り、別々の道を歩くのも双方にとってひとつの選択肢になるのかもしれません。
まとめ
最後に、参考程度になりますが他の選手の「怪我で欠場した試合数」も挙げておきます。
<キュン>
- 2019-20:2試合
- 2020-21:19試合
<キーちゃん>
- 2019-20:3試合
- 2020-21:1試合
<ユッティ>
- 2019-20:25試合
- 2020-21:なし
- 2020-21:なし
- 2020-21:なし
※2020-21は島流し先のリヨンでの記録となります。
※誇張したいシーズンは3度書かせて頂きました。
<ロボ>
- 2019-20:大怪我もありほぼ欠場
- 2020-21:コンスタントに欠場
こうやってみると、怪我をしないと言うのも活躍する上での大きな大きな要素となり、そしてラム兄についても「怪我さえなければ」と言う言葉がつきまとうのも納得。何にしても今日の明日に移籍となる事はありませんので、まずはインターナショナルウィーク明けのローマ戦でも出場機会があれば輝きを放って欲しいと願います。
でも、余計な事を言わなきゃいいのにね。。。
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