ユベントス、ロメロを戻すことなく放出となるか



 

今シーズン開幕前に保有権を獲得し、ジェノアに‘’期限付き移籍‘’しているロメロですが、サッカージャーナリストのRomeo Agrestiが「ユベントスは他の選手の獲得の為に、交換要員としてロメロを差し出すかもしれない」と、伝えているようです。

 

[meikan]


 

今シーズン、引き続きジェノアでプレーする事になったロメロですが、公式戦のほとんどでスタメンフル出場を果たしており、安定感あるプレーを見せて「ユベントス合流」に関しては何一つ不安な点は見つかりません。

 

 

しかし、ここで考えなくてはならない件がふたつあり、ひとつは「センターバックが余剰状態」であると言う事。

現在のユベントスにはポヌッチ、フトシ、ロボ、アバラル君、揉太郎と言う「計算できるセンターバック4人+その他1人」の計5選手が同じポジションでしのぎを削っており、もはやロボにしても「安泰」とは言えず、更にはアバラル君が口を尖がらせてイジケてしまう程の状態に。例えロメロが帰って来たとしても、出場機会が大幅に減少(または全く与えられず)する事は火を見るよりも明らかであり、更に言えば「揉太郎vsサパタ戦」の結果を見るよりも明らかであります。

 

そして2つ目は「コロナの大バカ野郎が暴れた事による資金難」。

すでに「ユベントスの選手たち減棒を受け入れた」と発表されているように、新シーズンに向けて新たな選手を獲得するとなれば、選手を放出してその資金を捻出するか、またはオジーロの年金をママチョンするしかありません。特に現在のユベントスにおいて「絶対に補強しなくてはならないポジション」は存在し、その為にも‘’移籍金2600万ユーロ‘’で獲得したと言われるロメロを、それ以上の金額で放出する可能性は否めません。まぁ、とどのつまり「ユッティの責任」とも言えるでしょう。

 

 

ファイター系だし年齢もまだ22歳と伸び盛りだし、すんげー勿体ないのは十分に承知。ただ、現状のセンターバック陣を鑑みると、ここにロメロが入って存在感を示す事は非常に難しい事は想像に容易く、とは言え「レンタルでもう少し時間を稼げないのかなぁ」とか、「代わりにファイタらない系の32歳の坊主を身代わりに出来ないの?(個人的非難とも捉えられないので、選手名はあえて伏せさせて頂きます)」とか思ったりします。

 

 

ちなみに今シーズンは出場24試合でイエローカード11枚。

 

惜しい!放出するには余りにも惜しい!

アバラル君とロメロのセンターバックコンビでスタートして、前半終了時には2人ともいなかった、なんてサイコーなんだけどなーーー!

 


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ユベントスとトリノの街①
ユベントスとトリノの街②