ピャニッチが記録したカリアリ戦でのボールタッチ数は‘’142‘’!



4対0で勝利を収めたカリアリ戦において、「ミラレム・ピャニッチは142回のボールタッチ数を記録した」と、calciomercato.comが伝えております。

 

[meikan]


 

実は以前に山ちゃんはどこかのインタビューで「ピャニッチには1試合で150回のボールタッチを要求したい」とコメントしており、今回のCalciomercato.comの記事はその数字を持ち出した形になります。

 

そしてこのカリアリ戦において、チーム全体でのボールタッチ数は『960』。11人でプレーをするサッカーと言う競技では、その中の『14.8%』をアゴイチひとりで叩き出している訳ですから、純粋に「多い」と言えるでしょう。

 

また、1試合におけるボールタッチ数は、一般的にはひとりで「100」を超えると多いと言われ(月ユベ調べ)、例えに挙げるならば、山ちゃんが率いた昨シーズンのチェルシーでは、『開幕5試合でジョルジーニョが残したボールタッチ数=558回(1試合平均110回)』と言う記録が残っております。

 

もちろん「単にパスを回せばいい」と言う訳ではありませんが、このジョルジーニョの数字からも分かる通り、ヤマリズモの鍵となるのは「レジスタがどれだけボールを触る事ができるか」。そして、昨日の試合では厳しいマークに遭いながらも、ボールを「ワンタッチ、ツータッチ、タッチ、タッチ、『泣かないで』は舘ひろし」でボールを捌いていたアゴイチのプレーを見る限り、ヤマリズモを十分に理解した上で‘’効果的に‘’パスを供給している、と表現できます。

 

逆にアゴイチがサッリズモの体現者として絶対的な地位を築けば築くほど、アゴイチに厳しいマークが付いたり、もしくは欠場した時にチームが『機能不全』を起こす恐れは拭えません。実際に昨シーズンのプレミアリーグにおいて、各チームはチェルシー戦では「ジョルジーニョ番」を配置してボールの供給元を押さえに来ており、セリエの各クラブもユベントス戦においては、同様の布陣を敷いて来る試合も目にする機会が増えております。

その辺を鑑みての主任のレジスタ起用なんでしょうが、なにぶんアゴイチのスキルが突出しているのと、なにぶん主任がカレーゲッツでお休みがちなので、編集長的にはなにぶんあとひとり試合を作れる選手が欲しいんですけどね。あえて名前は出しませんが…。

 

(今シーズン出場した19試合で8杯のカレーを完食している主任選手)