フイセン父親「ユベントス加入の際、ディーンにはもうひとつの選択肢があった。そのチームの名前は…」
【JuveFC.com】
ディーン・フイセンはユベントスのユースチームから最も優れた卒業生の一人として浮上し、一躍トップチームに昇格しました。
彼はビアンコネリのU19チームやネクストジェンチームで傑出した選手としてその能力を披露し、最終的にトップチーム昇格を果たしました。
ただし、このディフェンダーはユベントスに移籍する前に別のクラブでプレーしていた可能性があり、その理由は彼が注目されるべくヨーロッパの逸材であることが挙げられます。
どのクラブに加わるかの決定は、ユベントスとレアル・マドリードの選択肢に絞られました。多くの選手が通常、スペインのクラブを選ぶ傾向があります。レアル・マドリードは特にヨーロッパサッカーにおいて豊かな歴史を誇り、多くの選手にとって夢の行き先となっています。
しかしフイセンは驚くべきことに、ユベントスを選びました。これは彼の父親を驚かせる決断でした。TuttoMercatoWebに引用された、父親であるドニー・フイセンの発言は下記の通りです。
「最終的にはレアル・マドリードかユベントスの2択でしたが、ディーンはユベントスに気持ちが傾いていました。車の中で運転をしながら、トリノへの移動のメリットとデメリットを考え始めました。そこで私は息子にこう伝えました。『ディーン、デメリットは別の国に引っ越して新しい言語を学ばなければならないことだ』『教えてくれディーン、ユベントスに行く利点は何だ?』。すると、彼は私が言ったことと同じことを繰り返しました。『利点は新しい言語を学び、別の国に行くことだよ』。その時点で私は思いました、『うちの息子は変わってるな』と。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
今シーズン、大きな期待と共にトップチーム昇格を果てしたフイセン。
まだ出場は1試合に留まっているものの、18歳の選手がトップに帯同していること自体が凄いことであり、チームからの大きな期待も伺えます。
そしてそれだけの逸材であれば他のクラブからの注目を浴びるのは当然のことてあり、そこに「レアル・マドリー」の名前が並んだならば、光の速さでスペイン行きを決めてもおかしく無さそうですが、ユベントスを選んでくれたのは感謝というか、びっくりドンキーというか、なんちゅーか本中華わかりませんが、まぁ「やっぱり変わってるんだろうな」でございます。
どうやら冬のマーケットでフロジノーネへのレンタル移籍が決まりそうですが、シーズン終了時点には「フイセンを戻せまセン!」とファンに言わせるくらい、活躍して欲しいと願います。
えぇ、微妙に「フイセン」と「戻せまセン」が韻を踏んでいますが、我ながらこれは苦しいな…。