フロジノーネ監督ディ・フランチェスコ「スーレは現在のユベントスの戦術に対応するのは難しいだろう」
【JuveFC.com】
今週末、マティアス・スーレはフロジノーネで輝かしいパフォーマンスを披露し、セリエA最高の若手ウィンガーの地位を確立しました。
ユベントスからのローン選手は、同じく新たに昇格したジェノアに対してクラブを勝利に導きました。
20歳のスーレは、素晴らしいロングレンジショットでゴールネットを揺らし、今シーズンの6ゴール目を挙げました。その後、2-1での勝利においても重要な役割を果たしました。
Tuttosportによれば、ビアンコネリは既にアルゼンチン人選手に対して、2028年までの契約延長を打診する準備を進めています。
一部の報道では、ユベントスが選手を1月に戻そうとするかもしれないとされていましたが、情報源はスーレがシーズン終了までセリエB王者とともに過ごすことになるだろうと主張しています。
それにもかかわらず、フロジノーネの監督であるエウセビオ・ディ・フランチェスコは、若手がユベントスの現在の戦術的アプローチに対応するのは難しいかもしれないと示唆しています。
スーレはフロジノーネの4-2-3-1フォーメーションで右ウィンガーとして活躍している一方で、マックス・アッレグリの3-5-2システムは彼の特性に合わないかもしれません。
「スーレはおそらく1年前に辿るべき道を辿っています」とディ・フランチェスコはRadio TVのインタビューで述べています。
「彼にとって理想的なのは、彼が現在身を置いている環境であり、それに加えてユベントスが彼の特性を引き立てることの出来ないシステムを採用していることもあります。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
今シーズン、ローン先のフロジノーネで6ゴール・1アシストを記録しているスーレ。
その活躍にユベンティーニの中からは「冬に戻すべきだ」なんて声が挙がっているものの、確かにディ・フランチェスコ監督の言う通り、3-5-2システムでスーレがハマるとは思えず。
経験を積ませるためにも、このまま今シーズンはフロジノーネでプレーを続行させた方が、クラブと選手の双方にとって良い結果に繋がると考えます。
それとは別に契約延長については進めるべきであり、スーレの20歳という年齢、そして市場価値が1000万ユーロにも満たないという事を鑑みると、目をつけた他のビッグクラブに持っていかれる可能性は十分にあり。
ユベントスとしては、一刻も早く契約延長に向けて話を進めることを願うと共に、スーレにおかれましては、今シーズンは「スーレスーレスレお祭りだー!」な活躍を見せて、来シーズン戻ってきた後はレギュラー争いに加わることを期待したいと思います。