【若いチームには明日がある】2023-24シーズン第5節 vs サスオーロ戦 マッチレビュー
サッスオーロ 4-2 ユベントス
いやー、危なかったですね。
先制された後にオウンゴールで追いつき、そこから取られて取ってが続き、後半37分にピナモンティに3点目を決められた時にはさすがに「やばいな」とは思いましたが、そこでやってくれたのがガッツさん。
頭の中に「敗戦」のふた文字が浮かんだ後半ロスタイム。
ゴール前でコブタンからのラストパスを受けると、相手のプレッシャーを受ける中ではあったものの、無人のゴールに丁寧なシュートを蹴り込んで同点、丁寧なシュートを蹴り込んで…、丁寧なシュート…、丁寧な…
オウンゴール!
Yha!
最後の「Yha!」の意味が、付けた編集長本人にもよー分からんのですが、兎にも角にもユベントスは敗戦。
3連勝を飾るべく、サッスオーロをオロオロにしてやろうかとマペイスタジアムに乗り込んだものの、ペキカンに返り討ちに遭いユベントスは今シーズンの初黒星を喫することに。
順位もミラン、レッチェに抜かれて4位転落となりました。
Yha!
攻撃
前半は中盤で全く試合を作ることが出来ずに、主導権をサッスオーロに握られるままに試合が進むことに。
ビルドアップの部分では、特にセントラルミッドフィルダー3枚の距離感が悪かったです。
後半からタカシに代わってファジョリーが投入されて少しボールが繋がるようになりましたが、逆にラビちゃんは試合を通してイマイチ。
「たら、れば」の話ではありますが、こういう試合展開の時こそピコ太郎のような選手がいれば…なんですけど、一身上の都合というか、一ピング上の都合にのりチームを離れているので、いまいるメンバーで何とかするしかありません。
ちなみにこの辺のことについては「別冊月刊ユベントス」で記事をアップしているので、こちらも併せて購読ヨロです。
そんな中で良かったのはキー坊と池崎。
今シーズン、キー坊は明らかにシュートの精度が上がっていますし、開幕前は放出候補だった池崎は、右サイドで起点となりいぇぇぇぇぇええええい!感を示しており、昨シーズンよりパワーアップしたこの両選手の今後の活躍に期待が掛かる所であります。
まぁ、キンタはイマイチでしたが、どんな選手もたまにはそんな時がある、それはすなわち「キンタまにはそんなことがある」ってことで、編集長的には全く心配しておりません。
守備
冒頭に触れたガッツさんの今シーズン初ゴールは別としても、全体的に後手後手に回る展開となりましたが、その一端として「中盤でプレスが掛けられなかった」ということが挙げられると思います。
セカンドボールを拾えなかったこともあり、ことあるごとに3バックの前を使われて、サッスオーロに180度の視野を与えるシーンが散見。
この辺はディフェンスラインだけの責任ではなく、中盤とのコンビネーションが関係してくると思います。実際に、今日の試合では出来杉くんが左右に引っ張り出された後、真ん中のエリアがサブスクになっていましたので。
そうなった時に修正できればベストなんでしょうが、若いチームがゆえの弱点って優香、伸び代って優香、最終的にはポヌッチカムバーーーック!ってことだと思います。パーヒャク戻って来れんけど。
左サイド
編集長的にちょっと気になっているのがゴルゴ。
開幕から2試合をイソップにスタメンの座を譲ったものの、その後は3試合連続でゴルゴがその座を取り返すことに。
しかし、今シーズンはまだアシストがひとつも付いておらず、また試合を見ていても得意のクロスを入れるシーンも昨シーズンほどに見ることが出来ず。
キー坊が左右に流れるので真ん中にキンタひとりと言うシーンも多いですが、持ち味である「腰砕けクロス」をもう少し入れて行った方が、攻撃にバリエーションとアクセントが生まれるんじゃないかと思っています。
なんか思い切りがなくなってるので、スナイパーらしく、鋭いのを一発お見舞いして頂きたいところです。
まとめ
坂本の九ちゃんが歌ったように、若いチームには夢があり、そして明日がある。
ひとつ負けたくらいで騒ぎ立てずに、気持ちを切り替えて次節レッチェ戦に向き合えればと編集長は考えています。
明日がある
明日がある
明日があるさ
明日があるから前向きに。
明日があるから次は勝つ!
ってことで、レッチェ戦で仕切り直しだ!
Forza Juve!
Yha!