【メロドラマはチャンネル5で放送している】(ラツィオ戦)アッレグリ前日会見まとめ



 

 

 

 

【Football Italia】

マックス・アッレグリ監督は、ラツィオ戦を前にしてレオナルド・ボヌッチの一連の騒動について「メロドラマは好きではない」と語りました。

ビアンコネリは今季、調子を上げ始めているラツィオと対戦しますが、試合前会見の質問の焦点は、ボヌッチがクラブに対して法的措置をとった問題となりました。

元ユベントスDFは、今夏クラブ退団を強いられるとは知らされていなかったと主張し、アッレグリ監督との間に問題が続いていることを示唆しました。

試合に先立ち、アッレグリ監督は元センターバックとの舌戦に巻き込まれることを拒否し、明日の試合に集中していることを主張しました。

 


 

 

チーム状態はどうですか?

「良いトレーニングを積むことができました。残った者はよく働き、代表から戻った選手も良好な状態にあります。ナポリで良い試合をしたラツィオ相手に結果を出したいという願望があります。出場資格があるのに欠場しなければならない選手もいるので、ラインナップを決めるのは難しいです。逆に、それは誰もがうまくやりたいと思っていることを意味するので、良いことです。

 

ボヌッチに何か言いたいことはありますか?

「これ以上何も言うことはありませんし、付け加えることもありません。ただ彼の幸運を祈るだけです。」

「メロドラマはチャンネル 5 で放送されていますが、私はあまり好きではありません。レオナルドの幸運を祈っています。彼は現在チャンピオンズリーグに出場するチームでプレーしており、それはモチベーションの上でも重要な要素になるでしょう。」

 

精神的なレベルでは、ポグバに起こったことの後、どうですか?

「ピッチの外では、我々はとても落ち着いています。ポグバの状況については残念ですが、現時点で何もすることはできませんし、訴訟が終わるまで待つしかありません。」

 

ポグバの不在で何が変わりますか?

「今のところ、それを伝えるのは難しいです。彼には出場停止処分が科せられているので、訴訟が終わるまで待ってから判決が下され、ユーベで何が変わるか言うことができます。現時点では彼がラツィオ戦に出場しないことは分かっているし、サッスオーロ戦でも欠場することになるでしょう。私たちはたくさんの選手がいます。明日は我々にとって重要で、直接対決なので最善の方法で臨まなければなりません。」

 

ポグバの穴を埋める選手は?明日は今後を占う上で重要な一戦ですか?

「選手の特徴を最大限に生かしていかないといけません。私たちにとって、ラツィオはトップ4でフィニッシュする直接のライバルです。チャンピオンズリーグに戻るには、トップ4で終わる必要があります。国内リーグは長いので、試合ごとに準備をしなければなりません。」

 

ひとりの人間として、ポグバやボヌッチに起こったこは悲しいですか?

「そのふたつは異なったケースです。ポグバの身の上に起こってしまった状況を残念に思っています。我々はレオナルドについてたくさん話し合いましたし、先のこと、そして明日の試合を見据えることがより重要です。人生は続いていくので、明日がどうなるかを考えればいいのです。」

 

ポグバに関しては違う状況になると予想していましたか?

「彼は怪我を負った中で戻ってきました。このような状況については残念でなりません。彼はうまくやろうと全力を尽くしましたが、現時点ではうまくいっていません。ポグバは違いを作ることのできる選手です。」

 

キエーザはどうですか?ロカテッリは代表チームから順調に戻ってきたでしょうか?

「キエーザが先発でピッチに立つ可能性はあります。ロカテッリは代表チームで非常に良い成績を収めましたが、彼にはそれが必要だったと思います。」

 

今後マッケニーはセンターハーフとしても起用しますか?

「彼はサイドバックとしてもワイドとしてもプレーできます。明日、彼は先発する可能性が高いです。私は彼と、昨日復帰したばかりのダニーロについて評価しなくてはなりません。マッケニーは信頼できるようになってきており、私は彼のリカバリーとトレーニングのやり方に満足しています。彼が一年を通して精神的にそれを維持することが重要です。」

 

カンビアーゾは明日右サイドでプレーしますか?嘘つき呼ばわりされて気になりましたか?

「友達はいつも私のことをピノキオと呼んでいますが、それは最低のことです。アンドレアは右サイドでもプレーできます。明日のフォーメーションに問題があるのではなく、グループの練習方法に問題があります。フォワード4人が優秀なので、ミリクとキーンを外すのは難しいと感じています。守備でも頼れるルガーニもいて…チームは充実しています。結果を出してチームとしてプレーしなければなりません。今年は重要な年であり、トップ4で終えるのは困難なことです。」

 

今シーズンのチームは経験が不足しているのでしょうか?

「それは結果が物語ります。ボヌッチとポグバは経験豊富な選手であり、ディ・マリア、パレデス、クアドラードも同様です。私たちには意欲のある若い選手がいます。明日は良いテストとなり、エンポリ戦からパフォーマンスが向上するかどうかが分かるでしょう。我々が対戦するラツィオは、質が高く速い選手を擁する非常に組織的なチームです。困難な時間が続くと予想しています。」

 

ボヌッチの件でチーム内に影響が出ることを恐れていますか?

「レオナルドは内戦を引き起こしたわけではありません。何度もある事なので決断しました。私たちのチームはフィールドにすべてを賭ける非常に責任感のある選手が揃っています。」

 

ユベントスが恐れるべきラツィオの強みは?

「ラツィオにはテクニックに優れており、狭いエリアでプレーすることのできる速い選手がいます。彼らはカウンターがとても上手です。直接対決では細部が違いを生むので、流れをうまく味方につける必要があります。」

 

PKキッカーについては?

「私の不意を突く質問ですね。ヴラホヴィッチの次はミリクです。我々にはキーン、ダニーロ、マッケニーというそれぞれのやり方を持った優れたペナルティーキッカーがいます。ちなみにマッケニーが明日のラツィオ戦でプレーすれば100試合出場となりますが、それは彼にとって素晴らしい結果です。」

 

(Football Italiaここまで)


 

 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

ピコ太郎とポヌッチのダブルPのことで揺れるユベントスですが、兎にも角にも明日は「やるっきゃない!(土井たか子風に)」、ただそれだけです。

ダブPについて語るのはその後。

まずは明日のラツィオ戦。

勝ち点3を手にして、山ちゃんを更にしゃくれさせて頂きたいと願います。