元ユベントス監督リッピ「ユベントスの姿勢はこれまでと変わらない。スクデットを争う可能性は十分にある」
【JuveFC.com】
マルチェロ・リッピ氏は今シーズンのセリエAタイトル争いを考察し、ユベントスが優勝候補の一つであり、この評価は当然のことであると主張しました。
昨シーズンはピッチ内外で課題に直面し、直近の移籍市場ではチームに多額の投資をしなかったにもかかわらず、ユベントスはスクデットの有力候補とみなされています。
リッピ氏は、ユーべが今シーズンの欧州の大会に参加していないことが、彼らの競争力を高めていると考えています。
欧州サッカーが開催されないことで、ユベントスはセリエAの試合に集中することができ、国内と欧州を両立させているチームよりも潜在的なアドバンテージを得ることができます。
リッピ氏の評価はセリエAの予測不可能性と、ユベントスが依然として持ち合わせている競争力を強調しています。
TuttoJUVEが引用したように、彼は次のように述べました。
「ユベントスはいつもと同じ姿勢を見せています。戦いへの強い意欲、そして若い選手とすでに確立された選手の間の興味深い組み合わせです。」
「そして、彼らは欧州のカップ戦を戦わないのでアドバンテージを持ち合わせており、スクデットを争う可能性は十分にあると考えています。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
1900年代後半にユベントス黄金時代を築いたマルチェロ・リッピ。
月ユベでは「葉巻」の愛称で親しまれましたが、何が起きても動じないその姿に、安心と信頼を寄せていたファンも少なくなかったんじゃないかと想像します。間違ってもジャケットぶん投げることなんて無かったですし。
その葉巻が今シーズンのユベントスを語る上で、やはり取り上げているのが「国内リーグに集中できる」ということ。
それがあっての最低限の補強だったのかもしれませんし、編集長的には「葉巻がそう言ってるんなら、そうなんじゃないかな」って思っています。ハッキシ言って葉巻派なので。
兎にも角にも今シーズンのユベントスに求めたいのは、それこそ葉巻時代に持ち合わせていた勝負強さ。
多少の裏金をぶっこんでも構いませんので、負けを引き分けに、引き分けを勝ちに持ち込むような粘り強さを見せて、3年ぶりのタイトルを手にして欲しいと願います。