【浅堀り考察】ドンナルンマはイタリア復帰を望んでおり、ユベントスは常に心の中にある
新旧交代を進める中において、ちょいと難しいポジションがゴールキーパー。他のポジションであれば年齢30も過ぎればベテランですが、このポジションは少しばかり特殊と言えば特殊で「経験を積んだGKは30歳から最も味が出てくる」とも言われるほど。
さて、4月18日に32歳を迎えるコブタンの処遇は…。
Gazzetta
ドンナルンマはイタリアに戻りたいと考えている。
今シーズン移籍したPSGで不安定なプレーを見せているにも関わらず、ユベントスは常にドンナルンマを気に掛けている。
イタリア人GKは年俸700万ユーロ(5年契約)を手にしており、ボーナスを含めると1000万ユーロにも達する見込みだ。
TransferMarktによると、ドンナルンマの市場価値は6500万ユーロ。今シーズン開幕前にトランスファーフリーだった選手を、1年後に何千万ユーロも出して獲得するのは何とも腑に落ちない部分があるのですが、カルチョメルカートとコンテの頭だけは何が起こるか分かりませんからね…。
て事で、ミランとすったもんだでモミモミした末にPSGに移籍したドンナルンマ。守護神ナバスを差し置いて正GKの座を掴むと考えられていたものの、実際にはなかなかその牙城を崩せず。今シーズンは「併用」となっており、インターナショナルウィークに入る前の段階で、スタメンはドンナルンマが19試合、ナバスが22試合と、とても「ペキカンにポジションを奪った」とは言えない状況にあります。
そしてチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦でテッテレった事により、試合後には一部のファンからは手厳しい声も届いてたようで、もしかしたらその辺の事もあり、イタリア復帰を望んでいるのかもしれません。
しかしユベントスにはボイチェフ・コブタニーと言う正ゴールキーパー、いやいや聖ゴールキーパーがいる事は皆さんご承知の通り。今シーズン開幕前も「コブタンを放出してまでドンナルンマを獲るのか論争」が持ち上がったのも記憶に新しい所でありますが、最後は「ハゲ頭の一存でコブタン残留が決まった」とも言われている程にファン、そしてヒロシからの信頼も肉厚(コブタンなだけに)。年齢的にも"まだ"31歳であり、コブタンを放出して、更に多額の移籍金を支払ってまでユベントスはドンナルンマ獲得に走るかと聞かれれば、答えは限りなく「NO」に近いものになると思われます。
ドンナルンマは確かにナイスーなGKですし、23歳と言う年齢を鑑みると向こう15年は安泰でしょうが、ユベントスには6500万ユーロも支払う体力はありません。言うならば「お前に食わせるタンメンも6500万ユーロもねぇ!」であり、「それならピンちゃんの年俸を少しでもいいからアップしてやってくれ」でございます。
月ユベとしては「ドンナルンマが来る来ると聞いていて、開いてみたら兄ルンマだった」にも期待しております。そんな訳ないけど。
(記事終わり)
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