【この言葉を思わず叫んでしまった】2021-22シーズンCL 決勝トーナメント1回戦2ndレグ vs ビジャレアル戦 マッチレビュー
ユベントス 0-3 ビジャレアル
(合計1-4でビジャレアルがベスト8進出)
▶選手の愛称説明→(選手名鑑)
負けました。
えぇ、負けました。
ホームですが負けました。
念の為にもう一度言いますが負けました。
チックショーーー!
前半は決して悪くなかったですね。
試合を通してクサビのパスが入らなかったと言う部分はありますが、それでもカリメロを起点としてボールを両サイドに早く散らしてスペースを上手く使おうと言う意図は見えましたし、実際にチャンスーも幾つかありました。ただ、振り返ってみれば「前半のうちに1つでも決めていれば」なんですよね…。
前半のスネ夫のヘディング、あれが決まっていれば違ったでしょうが、GKのルジも当たっていましたし、何よりもあれを決めたら生意気っちゃー生意気なんですよね。
そんなこんなで後半30分に揉太郎がPKを献上して、揉太郎が見事な足払いからPKを献上して(世間的には「揉太郎の責任」となっている感もあるので、それを少しでも和らげるために同じ事ですが2度言いました。和らいだかは知らんけど)ビジャレアルに先制点を許します。
チャンスーを決め切れない中、逆にビジャレアルには数少ないチャンスーって優香PKを決められてビハインド。嫌な流れである事は間違いなかったもの、とは言っても残り時間はロスタイムを入れても15分強。十分に同点のチャンスーはありましたし、決して押し込まれる展開ではなかったので「すぐに気持ちを切り替えて」と思っていたのですが、チームは完全に浮足立ちましたね。やっぱりこの辺は「若いチーム」と言うか「経験値」と言うか「仮病で離脱したポヌチーの責任」と言うか、なんちゅーか本中華分かりませんが、兎にも角にも「まだまだヨーロッパの舞台で勝てるチームではない」と言う事を証明してしまったと思います。
この後はコーナーから失点、フトシのPK献上からのダメ押し失点と、もはや「Fino Alla Fineって美味しいんですか?」って言うレベルの試合内容にガックシ来た方もいるかもしれませんが、これが現在のユベントスの現状であり現在地。セリエA得点王をひとり獲得したから勝てる程ヨーロッパの舞台は甘い物ではなく、そうであるならばキーちゃんが在籍した3シーズンの間に1度はCL上位(例えば4位以上とか)進出していたはずです。
編集長的には「加ト吉と言えば加ト吉」、間違えました「過渡期と言えば過渡期」って言う感じますし、いまは「我慢のしどろもどろ」、じゃなくって「我慢のしどころ」だと思っています。スパーズをアウェイで破り、そしてレアル・マドリーをあと一歩の所まで追い詰めた2017-18シーズン、アトレティコ相手に大逆転劇を演じた2018-19シーズン、あの頃に在籍していた経験のある選手達はチームを去り、今はヒロシの下で「再構築」している時期。フットボールなんてそんなに簡単なものではないし、名将ひとりが帰って来たからと言ってすぐに結果に結びつくのであれば面白くもおかしくもありません。もがき、苦しみ、そして試行錯誤を繰り返した末に何かを手にする。だからこそ、我々ファンも大きな喜びを感じる事が出来るのではないでしょうか。
「アッレグリでは勝てない」
「ピルロの方が良かった」
「ルガーニでは力不足」
「ディバラの髪型ってバナナマン日村なの?」
と口にするのは簡単です。そして恐らく口にしたくもなるでしょう。その気持ちも分かります。
しかし、負けちまったもんはしゃーないし、今は残りのシーズンをいかに良い形で終わらせて次に繋げるか。その後の事はまたその時に考えればいいんじゃないでしょうか。
Fino Alla Fine
最後まで
この言葉を体現するのは選手、クラブだけではなく、我々ファンも同じはずです。今シーズンの最後まで、引き続きチームを後押ししたいと思います。
って事で、今シーズンの残り11試合全勝だ!
Forza Juve!