【Gazzetta】ユベントスには流れを変える事の出来る選手がいない



まぁ、開幕2戦して勝ち点1ですから何を言われても仕方ないんですが、そんな中で今回はGazzettaのライターであるFabiana Della Valleさんが寄せた記事の一部を抜粋しました。もう、ぐぅの音も出ないとはこの事だと思います。

Gazzetta

ユベントスのスカッドには幾つかの問題点を抱えている。

ひとつ目にはカウンターアタックに適した選手は多数いるが、中央で起点となる選手がモラタひとりしかいない事。

次に選手同士の特徴が類似しており、同時起用が難しい事。

最後にベンチにはタレントが揃っているものの、途中出場で流れを変える事の出来る選手がいない事。

これらが今シーズンのチームの問題点と言えるでしょう。

 

ぐぅの音も出ないと言うか、「ぐぅぅぅ…」の音が聞こえる程に急所を突かれた感じがありますな。と思ったら、「ぐぅぅぅ」はスナック菓子を禁止された池崎のお腹の音でした。

 

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起点となる選手

これは昨シーズンからの課題であり、前線でポストとなるべく選手がモラタひとりしかいない事は明らか。そして何よりもそれはチームが認識しているはずで、昨シーズンはモラタが欠場すると前線で溜めが出来ずにショートカウンター一辺倒に。

そんな中で獲得したのがモイズ・アラレ・キーンとカツオ。アラレはスピードと切れ味で勝負するタイプですし、カツオは1.5列目でボールを触って流れを作るタイプの選手。今シーズンも前線で起点を作る事に苦戦する試合が増えるかもしれません。

とは言えその辺はヒロシも計算済みだと思いますので、サッカー自体をショートカウンター中心にするのか、身体の張れるロボをセンターフォワードにコンバートするかなりして、形を作ってくると思います。

 

 

タイプの類似

タイプが似てるっちゃー似てる選手が多いのは確か。

例えばキュンとミノルはトップで使おうがトップ下で使おうが右寄りに流れて来ますし、まだ実際に見てはいませんが、新加入のカツオはキュンと同じく中盤に降りて来てビルドアップに加担するタイプ。更に新加入のアラレとキー坊は共にスピードとキレで勝負をするアタッカー。

センターハーフでは主任とラビ彦が同じメッザーラを主戦場としており、オジーロ、ケンさん、ユッティの3人はどちらかと言うと攻守においてバランスを取る事が得意なサイドバック。また、ミノルとキー坊は『素人』で括れば同じ童貞で、クアマンと池崎は髪型が同じアフロ。

なんとなーくですが、確かに選手の駒は揃っているものの、アタッカーにはポストプレーヤーが足りませんし、センターハーフには『THEレジスタ』と言える選手が足りませんし、左サイドバックにはカンセロやロバートソンのように攻撃的な選手がいません(最後だけ言い切りました)。まさに『同じタイプの選手が揃っている』は的を得ており、こと試合によって選手を使い分けるなどが難しい事が計り知れます。

この移籍期限ギリギリの中で噂に挙がったヴッツェルの獲得が見送られたのも(寝てる間にミラクルで決まってるかもだけど)、『アフロ枠がいっぱい』が大きな理由だと考えます。

 

 

流れを変える選手

2シーズン前ですと、ドウグラス・コスタるんと言う切り札がベンチには控えていて、試合終盤の足が止まったタイミングで投入しては、相手ディフェンダーをドリブルでぶっちぎるシーンを良く目にしました。

しかし現在のチームにはその手の選手がほとんどおらず、新加入のモイズ・アラレ・キーンにはその可能性を感じているものの、しかしアラレがスタメンで出場した際にはベンチが切り札不在になる事は明らか。また、キー坊にしても切り札となりうる選手ではあるものの、ユベントスにおいては替えの効かないスタメンである事は、サポーターが1番感じているはずです。

徐々に慣らして行きながらカツオをジョーカーに仕立てるのか、それともオジーロを投入して相手選手に「こんな40歳超えのオッサンなら楽勝だぜ」と油断させるのか、はたまたユッティの笑顔で相手を包み込んでしまうのか…。ヒロシの手腕に期待が寄せられます。

 

 

まとめ

結局のところ、センターフォワードとレジスタとサイドバックとサイドバックと言う事ですよね(大きく歪が生じそうな場所のみ2度言いました)。ちょっとばかし気付かないフリをしていたのですが、Fabiana Della Valleさんの記事を読んで目が覚めました。やっぱり人を包む笑顔だけでは、ヨーロッパでは勝てないと言う事ですね。

 

 

この笑顔で圧勝できそうな気もしますけどね。

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