【キエーザ!キエーザ!キエーザ!】2020-21シーズン第16節 vs ミラン戦 マッチレビュー
ミラン 1-3 ユベントス
[meikan2]
いやー、なんかすんません。
たぶん、世界中のセリエクラスタが『ユベントス負けろ』て思ってたと思うんですよね。いや、それは『ユベントスが嫌い』て事ではなくて、この9年間に渡りスクデットを独占してきた訳ですから、『今シーズンこそ時代が変わる時』と期待されている方も少なくないはずで、そして今節は首位ミランとの一戦。しかもアウェイとなれば、ユベントスがコケて一気に首位戦線から脱落する事をイメージしてもおかしくありません。実際にミランは負けなしの首位ですし、逆にユーベは監督も変わりなかなか安定した戦いぶりを見せられない中、かろうじてヨーロッパ・リーグ圏内の6位に位置するポジションにあり、更にはキャプテンが偽者。誰が見たってミランに肩入れし、そしてユベントスがダンプ松本のような悪役になってもおかしくない状態。
しかし
しかしのしかーし
勝ったどーーー!
お母ちゃん、勝ったどーーー!
て事で、大事な大事なこの一戦をキー坊の2発と池崎の1イェイにより、見事勝利を収めました!
重ねてになりますが
なんかすんません!
いやー、それにしても熱い!ポービーはやはり熱い!(※『ポービー』が何かご存知でない方は、ミラン戦のマッチビューをご覧下さい)
まずは何と言ってもキー坊ですよね、キー坊。
ユベントス加入直後は素人童貞があからさまに分かるほど、遠慮がちなプレーが続きましたが、試合を重ねる毎に持ち味を発揮。このミラン戦でも思い切りの良いシュートやドリブルでの仕掛けを見せており、更にはゴール前で迎えたチャンスでは、左でボールを要求するキーちゃんをバチコン無視してシュート。後でキーちゃんにしばかれている可能性はありますが、他の選手が忖度をする中、このキー坊が見せるある意味エゴイスティックなプレーは、頼もしく感じる部分もあります。
また、この試合での2得点により「素人も卒業したんじゃないか」と言う声が挙がっておりますが、それとこれとは別の話であり、『引き続きお金を出してスッキリしているだけ』と言う事をお伝えさせて頂きます。
そしてこの試合で触れなくてはならないのは『選手交代』に関して。
2点目が入った直後、ゴールを決めたキー坊とその起点となったキュンが退く事になり、ことキー坊については悔しさを滲ませていました(キュンもそんな感じしてたね)。そしてこの試合において、ミランゴールに1番脅威を与えていたのがキー坊である事は間違いなく、ゴールが決まった後に交代を取り消してもおかしくなかったはず。しかしそれを敢行して、結果として投入されたミノルがアシストを、池崎が追加点を挙げる事になるのですが、ゴールが決まろうが決まらなかろうが自分の考えを曲げずに進める小五郎は、「さすがイチモツがサツマイモと呼ばれるだけはあるな」と思いました。
まぁ、ぶっちゃけあれで同点にでもされていれば、「素人童貞とは言え好調のキエーザを下げるなんて、到底受け入れられない」とか言われていたのでしょうけど、監督という職業は『勝てば官軍』(ちなみに『童貞』と『到底』で韻を踏んでいます)。この采配は称賛されて然るべきです。
最後にひとり名前を挙げさせて頂きたいのですが、フトシが凄かったですね。
もう、あのレベルのフトシだとみんなびっくりドンキらないと思いますが、普通にぶっとしですよ。対人はもちろん負けないし、ポストプレーへの寄せも速い。そして高い危機察知能力から繋ぐところと蹴るところの判断も的確。これはデリフ子ちゃんじゃなくても、そのぶっとし振りに思わず濡れてしまうはず。ここ数シーズンは、エナティアや揉太郎と言った世界を代表しないセンターバックがチームを去りはしましたが、この21歳のオランダ人センターバックがいる事で、向こう300年は安泰だと言っても過言ではないかもしれません。
まぁ、あとはポヌッチが股間ディフェンスで笑いを取っていましたが、小五郎とは違って彼はポークピッツだと思います。
【ミラン戦遅報!】
ミラン 1-3 ユベントスボヌッチ主将の身体を張った股間ディフェンスもあり、首位ミランに勝利! pic.twitter.com/A3h5AdfSfH
— 編集長ミツ【月刊ユベントス公式】 (@system442) January 7, 2021
て事で首位ミランを撃破!
これで首位までの勝ち点差7!
行ける
行けるぜユベントス!
次も勝つぜー
Forza Juve!
[showwhatsnew]
【月ユベ編集部より】
試合前投票ですが、想定していた以上の票が集まり、非常に盛り上がりを見せました(投票数557/コメント数131)。ご参加頂いた皆さま、本当に有難うございました!<協力:Grande Milan>