攻撃力は欧州屈指も…ユベントスに残る“致命的アンバランス”


(画像:GettyImages)

JuveFC.com

識者ネスティ、ユベントスの攻守バランス欠如を指摘

イタリア人識者のカルロ・ネスティが、ユベントスの攻撃力を高く評価する一方で、チーム全体のバランスに大きな問題があると指摘した。

ネスティは、ルチアーノ・スパレッティの下でユベントスが明確な進化を遂げ、欧州でも屈指の攻撃力を持つチームの一つになったと評価。ボール支配と高い位置でのプレーによって相手を圧倒するスタイルは、対戦相手にとって大きな脅威となっている。

しかし、その攻撃的アプローチは代償も伴っている。ボールを失った瞬間にチームの構造が崩れ、守備時の脆さが露呈している点が大きな課題とされている。

守備への切り替えで露呈する脆弱性

攻撃面は称賛されている一方で、ユベントスは守備へのトランジションに苦しんでいる。ボールロスト時には隙が生まれやすく、相手に攻略の糸口を与えてしまう場面が目立つ。この不安定さが、チームを“完成された存在”と評価する上での障壁となっている。

ネスティは批判的な見解として次のように語っている。

「スパレッティのユーベは攻撃的なチームであり、相手陣内に人数をかける。しかしセンターフォワードが得点を決めないことで、全員に過剰な負担を強いる形になっている」

「実際、ボールを失えば必ずと言っていいほど崩れ、リーグでも守備は7番手程度にとどまっている。これは十分とは言えない」

「つまりこのチームは、ジュントリの下で抱えてきた“呪われた構造的欠陥”、すなわちバランスの欠如をいまだに引きずっている」

コメント