【Oh My Craudio!】マルキジオ、ユベントス退団のお知らせ
マルキジオ、ユベントス退団のお知らせ
好きだったのはユベントスのマルキジオなのか。
それとも、クラウディオ・マルキジオなのか。
ボクがユベントスを応援し始めた20年以上前に彼はまだ一線で活躍はしていなくて、少しするとキエッリーニやジョビンコらと一緒に『有望若手株』として、徐々に名を売り始めた。
そして約8年もの間、ボクはユベントスから離れる事になったが、マルキジオが成長してユベントスの象徴となり、イタリア代表の屋台骨を支える選手になっていると言うことは耳にしていた。
ボクがユベンティーノとしてトリノに戻った2017-18シーズン開幕戦。快晴の空の下、当時からスター選手だったブッフォンに並び、チームのバンディエラとしてマルキジオはスタメンに名を連ね、8年分の成長した姿を、風格をボクに見せつけてくれた。
しかし、その後は度重なる怪我と若手・新加入選手の台頭もありベンチを温める時間が長引くと、シーズン半ばにも関わらず移籍の噂が絶えなくなり、昔からの馴染みの青年のその起用法や取り巻く噂に、心を痛める時間もあった。
そして開幕まで残り2日間となった今日、届いた一報に自問自答を繰り返し、そしてひとつの答えが見つかった。
好きだったのはユベントスのマルキジオなのか。
それとも、クラウディオ・マルキジオなのか。
導き出た答えは、「ボクが好きだったのはクラウディオ・マルキジオ」だった。
今シーズン、エムレ・ジャンを獲得した中盤の構成において、マルキジオに出場の機会は約束されておらず、そして『アッレグリの中では6番手の選手』と口にしている人もいた。恐らくそれを感じ取っての決断だったに違いない。
そうであれば、ボクは彼の決断を受け入れ、今後のマルキジオのサッカー人生を全力で応援、見届けたいと思っている。そして、白と黒のユニフォームをまといベンチに座るマルキジオではなく、例え他の色のユニフォームに袖を通したとしても、以前のように躍動するマルキジオを見る事ができるのではないかと、楽しみにさえしている。
ブッフォンが去り、そしてマルキジオも退団となり、ユベンティーニの心の中にぽっかりと穴が空いてしまった事は間違いないけれど、ユベントスのマルキジオからクラウディオ・マルキジオとなったひとりの選手を一緒に応援していこうじゃないか。ひとしきり悲しんだ後は、彼の決断を支持し、そして後押ししようじゃないか。
みんな、分かっているはずだ。マルキジオならどのチームに移籍したとしてもこう言われるであろう事を。
さすが、長年ユベントスを牽引してきた選手だ。
これが、クラウディオ・マルキジオか。
これからのサッカー人生、ユベントスのプライドを胸に戦うマルキジオを、ユベンティーニである誇りを胸に応援し続けよう。
彼が所属したチームのサポーターとして、恥ずかしくないように。
彼が築き上げたユベントスと言う名の誇りのもとに。
Grazie Claudio!
(記事終わり)
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