ユベントスOBラバネッリ「キエーザ抜きで将来のユベントスを考えることはできない。しかし彼は態度を改めなければならない」
【JuveFC.com】
元ユベントスのファブリツィオ・ラヴァネッリは、フェデリコ・キエーザの態度に懸念を表明し、アタッカーがユベントスでプレーを続ける意向であれば変化が必要だと強調しています。
キエーザはトリノに到着した当初に示したフォームを再現することに苦労し、監督のマックス・アッレグリの要求に適応するのが難しい状況に直面しています。
今シーズンは良いスタートを切り、クラブの主要な選手の一人として自らを確立したものの、 度重なる故障が彼の出場時間を妨げています。さらに、ラヴァネッリはキエーザの試合中の態度に疑問を投げかけています。
アリアンツ・スタジアムで期待に応えるのに苦労するキエーザについて、ファブリツィオ・ラヴァネッリはTuttoMercatoWebに引用されたように、次のように述べています。
「私はキエーザのプレーを見ることが好きで、彼はとても強い選手だと思っています。私にとって、将来のユベントスをキエーザなしで考えることはできません。
しかし、彼がピッチ上で見せる態度は褒められたものではなく、もっと我慢強くならなければなりません。
試合の終盤でフリーキックやコーナーキックを蹴るとき、そして劣勢の場面でも、80歳の人よりも遅く歩いて行くことは許されません。
正しい意欲を持っていることを示さなければなりません。フェデリコ、私はあなたを愛していますし、私にとってあなたは素晴らしいサッカー選手ですが、ユベントスに残るためには態度を変えなければなりません。」
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
1990年代後半にユベントス黄金期を作った1人であるラバネッリ。
その見た目から「銀狼」の愛称で親しまれましたが、何よりもファンの心を惹きつけたのは戦う姿勢。
決してテクニカルな選手ではなかったものの、前線で身体をぶつけながら、そして時に泥臭くゴールを決める姿は、ファンの心を揺さぶったものです。
そのラバネッリが口にしたキー坊への叱咤激励については、編集長もパーヒャク同意。
これは編集長の感覚的なものもありますが、ユーロ2020で活躍したあたりから態度が変わって来ており、なんとなーく「自分のことをスーパーな選手だと思っているのかな」と感じるシーンもしばしば。
ラバネッリが指摘した部分に加えて、編集長としてはセルフジャッジ&審判へのアピールで守備への切り替えが遅い所も引っ掛かっています。「そんなことしてないで、とっとと守備に戻れってくれよ、童貞のくせに!」くらいに。
とは言え、編集長もキー坊は好きな選手であり、それこそ加入初年度の背番号22がついたユニフォームを持っているほど。
残留か移籍かで騒がれてはいますが、ファンの多くが残ることを期待しているのは間違いなし。
ユベントス加入当初の気持ちをもう一度取り戻して、ピュアでありながらも、ゴールとアケミチャンを襲う時は獰猛となるキー坊を見せて欲しいと願います。
また、こんなピュアなキー坊が見たいです。