今夏の補強を見据えるユベントス、バイエルンの右サイドバック「マズラウイ」に注目か!



 

 

 

 

【JuveFC.com】

報道によれば、ユベントスはバイエルン・ミュンヘンの右サイドバック、ヌッセア・マズラウイをティモシー・ウィアの代わりとして獲得することを検討していると伝えられています。

アメリカ人選手は、夏にファーストチームを強化するためにビアンコネリが獲得した唯一の選手でした。

しかし、23歳の選手はこれまでにマックス・アッレグリのフォーメーションで定位置を確保することに失敗しており、アンドレア・カンビアーゾが右サイドにおけるファーストチョイスとなっています。

それにより、米国代表のスター選手はまだ印象を残しておらず、彼の唯一のハイライトは、コッパ・イタリアでのサレルニターナに対する6-1の勝利を飾る壮大なゴールのみとなっています。

TuttoSportによると、ユベントスは適切なオファーを受ければ、夏にウェアを売却する意思があると伝えられている一方で、マズラウイが可能な代替案として浮上しています。

モロッコ代表選手は、2022年夏にアヤックスとの契約を満了した後、バイエルン・ミュンヘンに加入しました。

情報筋によればユベントスは昨年の夏、ウェアを獲得する前に26歳の選手に接触していました。

マズラウイは主に右サイドバックとしてプレーしますが、両側の様々な役割や、さらにはセントラルミッドフィールダーとしても出場することができます。

今シーズン、彼はブンデスリーグ王者として全大会で21試合に出場し、4つのアシストを記録しています。

バイエルンとの契約は2026年夏まで続きます。しかし、トリノを拠点とする新聞によれば、彼は夏にクラブを去る可能性が高まっており、ユベントスはマズラウイ獲得を真剣に検討しています。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

【編集長ミツひと言】

バイエルンに所属するマズラウイは、26歳のモロッコ人プレーヤーでポジションは右サイドバック。

ルーツがモロッコにあることから代表はモロッコを選んでいますがオランダ出身の選手であり、幼少期はアヤックス・アカデミーに所属して、2017-18シーズンにトップチームへ昇格。

その後、2022-23シーズンにバイエルンに移籍したものの苦戦を強いられており、加入初年度となった昨シーズンは国内リーグにおけるスタメンは11試合、そして今シーズンは怪我はあったものの13試合に留まっており、次の夏にバイエルンを離れたとしても、なんら不思議ではありません。

 

 

そこにユベントスは目を付けた訳ですが、マズラウイについて編集長的には「決して破壊的な攻撃力がある訳ではないものの攻守においてバランスの取れた選手」であり、地味ながらも与えられた仕事はしっかりこなす印象。市場価値と言われる3000万ユーロはちとお高めですが、獲れるならば「You 獲っちゃいなよ」な存在となります。

特に「両ワイドが手薄」「ウェアに放出の可能性がある」と言われるユベントスにおいて、右サイドバック(並びに右ウィングバック)が補強ポイントであることは間違いありません。

そしてマズラウイ自身も26歳と若く、これから伸び盛りの選手。

ユベントスに加入すれば「右サイドバックのお手本」と言われない、えぇ、間違ってもお手本にはならないユッティの元で、『何をするとダメなのか』を学べるんじゃないかと思います。