現地ジャーナリスト「アッレグリは直近3試合で10の、ウディネーゼ戦では5つのミスを犯した」



 

 

 

 

【JuveFC.com】

マックス・アッレグリが直近の3試合で1ポイントしか獲得できず、彼の仕事が大きな批判の的となっています。

IlBianconeroのジャーナリスト、アンドレア・アジェロは、ユベントスの監督がネガティブな期間において犯した10の戦術的なミスを挙げています。

まず、アッレグリがアレク・ミリクをドゥシャン・ヴラホビッチと並べて起用し、ケナン・ユルディスをベンチに座らせることを選択したエンポリとの1-1の引き分けから始めます。

ご存知の通り、これは重大な失敗となり、ポーランド人アタッカーがアルベルト・チェリに対する危険なチャレンジで18分に退場となりました。

ビアンコネリはヴラホビッチのゴールによってまだ勝利を手にするチャンスがありましたが、アッレグリは自分の選手に深く座るよう指示し、エンポリのトマソ・バルダンジによって同点弾を奪われる余地を残しました。

インテルとの重要な対決では、アッレグリは攻撃的なトリデンテをピッチに送り込むことを拒否し、攻撃ではチームが不毛のままでした。

全体的に、チームが採用した過度に慎重なアプローチは、サポーターにとって不快な思いをさせました。

さらにジャーナリストは、昨夜のウディネーゼによる敗北でイタリア人監督が犯した5つの間違いを指摘しています。

まず、ダニエレ・ルガーニではなくアレックス・サンドロをスタメンに含めることから始まります。ブラジル人の守備のミスが試合の唯一のゴールを許しました。

アッレグリはまた、フォーメーションを頻繁に変更し続けましたが、これはあまり助けにはなりませんでした。フェデリコ・キエーザとユルディスは両方とも左に流れ、互いの足を踏み入れてしまいました。

ユベントスの監督はまた、この試合で危険な存在であったアンドレア・カンビアーゾを交代させ、レオナルド・チェリにデビューの機会を与えました。しかしウィングバックがピッチを離れたことにより、若いストライカーにチャンスは訪れませんでした。

さらに、カルロス・アルカラスはトレーニングでコンディションの良さが確認されていたにもかかわらず、ベンチに留まりました。

最後に、アッレグリのインテルへのメディア攻撃は明らかにリーグ首位の影響を与えませんでした。

彼のチームは今やスクデット争いから脱落しています。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

 

【編集長ミツひと言】

ウディネーゼに敗れたことにより、昨日から今日にかけて届くニュースはヒロシに対して批判的なものがほとんどで、カルチョの世界が「勝てば官軍負ければ賊軍」であることを実感しております。

 

 

今回は現地ジャーナリストのアジェロさんが、勝ち点を落とした直近3試合におけるヒロシの采配ミスを取り上げている訳ですが、後付けと思えるものも少なくなく、編集長的には「そう言う見方もできるけど、決定的なものはひとつもないよね」って感じ。

確かに昨日の試合でサンちゃんのゴール前での反応が失点に繋がった部分はありますが、あれが揉太郎だったとしても、ゴール前で相手選手のパイオツを揉んでPKを献上、最悪のケースでは揉む力が強すぎて退場になっていたかもしれません。

しかし、冒頭にもお伝えした通り「負ければ賊軍」である世界であるのは当然のことであり、ここから勝ち点を再度積み上げれば「勝てば官軍」になることは間違いなし。

この時点で1試合消化の少ないインテルとの勝ち点差が7に開き、残り14試合で逆転することは至難の業ではありますが、カーネルサンダースに似た昔の偉い人が「諦めたらそこで試合終了ですよ」と言っていたので、最後の最後まで戦い抜いて欲しいと願います。

このままだと「負ければ賊軍」どころの騒ぎではなく、「負ければただのハゲ頭」になっちゃうかもしれませんので。