出場停止中のファジョーリが心理学者協会が主催した会合に参加「同じ状況の若者を助けたい」
【JuveFC.com】
ユベントスのミッドフィールダー、ニコロ・ファジョーリは、彼が遠くからしか試合を見ることしかできない中で、ピッチ上で活躍する仲間たちに対する喜びを表明しています。
22歳の彼は、シーズン初めにイタリアサッカー界を揺るがせた、賭博スキャンダルの悲劇的な被害者となりました。
イタリア人ミッドフィールダーは、公判検察官との取引に応じた結果、8か月の出場停止処分を受けました。
裁定によれば、ギャンブル中毒を克服するのを助けるため、ビアンコネリのユースプロダクトはシーズン終盤までピッチの上に姿を現すことはありません。
元クレモネーゼの選手はトリノの心理学者協会が主催した会合で発言し、ギャンブル依存症について言及しました。
イベントの最後に、ファジョーリは報道陣に対して短く語り、会合の場が建設的だったとしつつ、ユベントスの現状についても語りました。
「とても良い気分です。会合は私自身や参加者全体にとって建設的な時間を与えてくれました。」と、イタリア代表ミッドフィルダーはCalciomercatoで紹介されているように述べました。
「もちろん、仲間たちとプレーできないのは寂しいですが、彼らが結果を残していることは幸せです。」
「次の会合について? FIGCとまた調整しなければなりませんが、おそらくピエモンテで話し合われて、それから彼らが決めるでしょう。私は自分の経験を打ち明けて、同じ道をたどらないように若い人たちを助けたいと考えています。」
ファジョーリはユベントスのユース出身の選手で、昨シーズンにトップチームへ定着し、マックス・アッレグリのレギュラーとして自らを確立しました。
(JuveFC.comここまで)
【編集長ミツひと言】
今シーズン開幕直後、違法プラットフォームでの賭け行為により8ヶ月の出場停止処分を受けたカイジ。
その後、トップチームで引き続き練習を重ねる姿が届いておりますが、それと併せてFIGCの導きにより心理学者協会が主催する会合に、スピーカーとして参加することに。
現時点でカイジがギャンブル依存症からどれだけ脱却しているかは分かりませんが、このような機会を得ることにより自分を見つめ直す機会になるのでは無いかと考えます。
まぁ、画像や映像を見る限りでは、不安や後ろめたさなどは感じられないので、あのタイミングで全てが公になって良かったのではないでしょうか。
一般的には「今シーズンいっぱい出場停止」と伝えられていますが、厳密に言えば最終節には出場できるとのことで、もしそのタイミングで順位が決まっていればピッチに立つ可能性は十分にあり。
カイジ自身はそこまでツラい時間が続くとは思いますが、最終節の出場に賭けて、、、賭けて、、、ギャンブるって、、、トレーニングを続けて頂きたいと思います。